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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第7話 イッセー、懐かしき庭へ!虹の実を捕獲せよ! 前編
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藤』と書かれている、ここで間違いない。
「あの…イッセー先輩は見えますか?」
「イッセーさんですか?はい、いますよ」
イッセーさん!?この人先輩を知ってる、それもこんな親し気な呼び方、まさか…
「アーシア、誰か来たのかって小猫ちゃん?」
そこに先輩が何食わぬ顔で現れました。そして私の顔を見るなり顔色を変えました。
「…えっと、小猫ちゃん?」
「何ですか、兵藤先輩?」
「あの…何やら怒ってるように見えるんですが…後何故名字で呼ぶんですか?」
「別に何でもありませんよ、こんな可愛らしい彼女さんがいるなんて知らなかっただけですから」
「いや、アーシアは彼女じゃなくて…」
「お邪魔してすいませんでした、どうぞご幸せに!!」
「ちょ、小猫さーん!?」
「そんな、私がイッセーさんの彼女なんて……えへへ」
無表情で帰ろうとする私を必死で止める先輩、そして顔を真っ赤にして照れている金髪の女の子という知らない人が見れば絶対誤解される光景がありました。
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「本当にすいませんでした…」
あれから先輩に事情を聴いた私は深々と頭を下げました、うう、あんな勘違いをしてしまうなんて…恥ずかしいです。
「まあ分かってくれたならいいさ」
先輩は気にしてないよという感じで許してくれました。
「それにしても驚きました、まさか先輩が堕天使と戦っていたなんて…」
私の読み通り赤いドラゴンとはイッセー先輩の事でした、この金髪の少女はアーシアさんというらしく彼女を助ける為に堕天使と戦ったそうです。
「でもどうしたんですか、あれだけ堕天使には関わらないようにしていたのにこんな…」
「まあアーシアをほっとけなかった、そういう事だよ」
「そうですか…」
…何でしょうこの感じは、なんか面白くありません。
「あのイッセーさん、この人は…」
さっきまで蚊帳の外だったアーシアさんが私の事を聞いてくる。ってさりげなく先輩の右手を握らないでください。
「この子は小猫ちゃん、学校の後輩で悪魔なんだ」
「悪魔さんですか?でもイッセーさんが信頼してるならいい人なんですね、私はアーシア・アルジェントといいます、どうかよろしくお願いします」
「あ、塔城小猫といいます、こちらこそよろしくお願いします」
元シスターらしいからてっきり警戒されるかと思いましたが、どうやら無駄な心配だったようですね。
「さてお互いに自己紹介も終わったことだし朝飯を食おうぜ、小猫ちゃんも食っていくか?」
「あ、いいですか?じゃあお言葉に甘えて…」
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