第82話
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違和感を感じて新手の猟兵を睨み、何かに気付いて驚き、サエラブの念話を聞いたエステルは首を傾げた。
「苦戦しているようだな。俺も助太刀させてもらうぞ。」
「はは、その必要はないさ。しぶとい小娘だが屈服するのは時間の問題だ。君はそこで眺めていたまえ。」
猟兵の言葉にギルバートは得意げに笑って答えたが
「……あなたに言ったんじゃないよ。」
「へ……」
猟兵の言葉にギルバートは呆けた。そして猟兵は双剣を構えた!
「え!?そ、双剣!?しかもあの双剣は………!ま、まさか………!」
「なんで貴方がここにいるの!?」
(ヨシュア………なの!?」
猟兵の武器を見たテトリとニルは驚き、パズモは信じられない表情をした。一方味方と思っていた猟兵の行動に慌てた猟兵達は武器を構えたが
「……遅い。はぁぁぁぁ………!せやっ!」
双剣を持った猟兵は何人もの猟兵に分身し、一瞬の動作で猟兵達を攻撃した後、一人に戻り、そして!
「秘技・幻影奇襲(ファントムレイド)!!」
猟兵が放った超高速度で放たれる技がいくつもの残像を結ぶ隠密技にしてSクラフト――幻影奇襲(ファントムレイド)によって猟兵達は地面に倒れ、気絶した!そして双剣を持った猟兵はギルバートの前に現れた!
「な、な、なんだああっ!?」
「…………え………………」
猟兵の行動にギルバートは焦りながら後退し、一方エステルは信じられない表情で猟兵を見た。
「な、なんだよお前!?どういうつもりなんだ!?」
「悪いけどあなた……向いてないと思うよ。」
「ぶぎゃ!」
焦っているギルバートを猟兵は思い切り殴り、ギルバートを気絶させた!
「………………………………」
「……まったく。どういうつもりなんだ。」
呆けた表情で自分を見ているエステルに猟兵は呆れた口調で言った後、仮面をとった!すると、猟兵は黒髪と琥珀の瞳を持つ少年――ヨシュアだった!
「正遊撃士になったのに相変わらず無鉄砲とはね……。あの場で意地を張るメリットが一体どこにあるっていうんだ。」
「……あ…………。あはは……ヨシュアだ……。えっと……夢じゃないよね?」
呆れた様子で語るヨシュアにエステルは信じられない表情で乾いた笑いをしながら尋ねた。
((………………………))
「…………エステルにあれだけの事をして、よくもまあ、自分からエステルやニル達の前におめおめとその姿を現したわね……………」
「あ、あわわ!み、みなさん、怖いですよ!そ、その〜………せっかく探していたヨシュアさんに会えたんですから、喜んだ方が………」
一方パズモ、サエラブは怒りの表情でヨシュアを睨み、ニルも怒りの表情でヨシュアを睨
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