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サトシ:「それで、その場所はどこですか?」
カツラ:「うむっ、それは、、、」
サトシ:「それは?」
カツラ:「、、、トキワシティの
元トキワジム!つまり、
現スーパー”トランセル”じゃっ」
サトシ:「えっ!トキワジムですか!?」
サトシの想像では
人の目につかないような場所を予想して
いた為、サトシは驚いた。
サトシ:「そんな目立つような場所で
大丈夫なんですか?」
カツラ:「心配する事はない。
あそこは今、ワシが研究者時代だった時の
部下が店長をやっていてな、、、
今日の昼に話をしに行ってきたのだよ。」
サトシ:「そうなんですか、、
でも、スーパーで
どうやって研究するんですか?」
カツラ:「スーパーの地下に研究所を
用意しておる。、、実はグレンジムを
離れた時、部下に連絡していたのじゃ。
”ワシがフォーレトスにいる間に
研究所を作ってくれ”とな。
サトシ:「なるほど、、」
サトシ(って事は、どっちにしろ研究は
続ける予定だったのか。)
カツラ:「、、ただ、そこで頼みがあってな」
サトシ:「あ、そうしたねっ。、、それで、
頼みって言うのは何ですか?」
カツラ:「ふむ、頼みと言うよりは
条件なんだが、これからポケモン捜索するに
当たっていつ何が起こるかわからん。
みんなバラバラの場所に居ると
万が一危険事態に陥った時に
みんな動きが取れんじゃろ?
もし本気でポケモン捜索をするのであれば、
君達は現在勤めている会社を辞め、
一箇所に集まる体勢をとらねばならんのだよ。」
サトシ:「、、やっぱそうですか、、」
カツラ:「、、、まぁ、私立探偵をやっている
ヒロシ君はともかく、問題はサトシ君と
ヒカリちゃんじゃな。」
サトシは薄々と気づいていた。
仕事をしながら消滅したポケモンを捜索
するには時間と体力に限りがある。
・仕事を失ってまで、
本当かどうかも分からない仮説を頼りに、
ポケモンを探すのか、
・ポケモンを諦め
このまま社会人として普通に生活して
生きていくのか、
選択肢は二つに一つだが、
サトシの答えは決まっていた。
サトシ:「俺は、カツラさんの仮説を
信じてます。、、仕事を失ったとしても
俺はこの先、消えたポケモン達が見つかるまで
探し続けます!そうやって生きていくって
決めていました。」
サトシの決心は固かった。
カツラ:「、、そうか。では、
あとはヒカリちゃんじゃの。」
サトシ:「ヒカリも、きっと同じ事を
言うと思います。、、俺、明日ヒカリに
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