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ソードアート・オンライン〜隻腕の大剣使い〜
第39話《影妖精》ライリュウ
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つらの種族聞いてなかった・・・!」

ダイシー・カフェで翼達にどの種族にしたのか聞いてなかった。 ヤバイな、致命的すぎるぞこれはーーーみんなもうログインしてるかもしれない。今から聞くのは無理臭いな。そうだ、あいつらの性格や好みを頭に思い浮かべてーーーダメだ!何一つ当てはまる種族がねぇ!いくらなんでもマズイぞーーー

「ん?そういえば・・・」

この《スプリガン》って種族カラーみたいな物が黒いんだな。まるでキリトみたいだなーーーそうだ、ここは一つキリトの好みに合わせる事にしよう。では早速《スプリガン》を選択っと。

【《スプリガン》、ですね。キャラクターの容姿はランダムで生成されます。よろしいですか?】

アバターの外見はシステムが勝手に決めるのか。まあ変な顔とかじゃなければ別にいいかな。

【それでは、スプリガン領のホームタウンに転送します。幸運を祈ります】

これでALOをプレイするに当たっての設定は終わりだな。アナウンスの声が消え、オレの視界が光に包まれていくーーー




******




目を開けば今度は空の上、下には《スプリガン》の領地であろう古代遺跡が見える。その古代遺跡に向かってオレは降下しーーー止まった。所々電気みたいな物が見えるし、終いには古代遺跡の上に黒くて大きい何かが現れてーーーオレの身体が降下を再開する。

「ちょっと待てェェェェェェェェ!!」




ライトside

2025年1月20日、アルヴヘイム・シルフ領・《スイルベーン》

オレはライト。元SAOプレイヤーで、今はALOのシルフ族のプレイヤーだ。先ほどダイシー・カフェで再開した親友、神鳴竜を待っている。
何でも竜の妹の未来や、SAOギルド《血盟騎士団》の副団長のアスナさんが現実に戻って来ていないらしく、その手がかりがALOにあるのでログインするそうだ。オレはーーーオレ達《リトルギガント》はそれに全面的に協力するつもりだ。オレ達は竜やキリトーーー桐ヶ谷和人をシルフ領の首都《スイルベーン》にて待っているのだがーーー

「あの二人、《シルフ》選んどるとええな」

「あの時どこの種族か言えばよかったな・・・」

「完全にミスったな・・・」

「今更しょうがないよ・・・竜くん達が来るのを信じよう?」

かんなことキャンディが二人が《シルフ》を選んでる事を願い、オレはダイシー・カフェで二人に自分の種族を教えるのを後悔している。弾ことミストはただミスを悔い改めていて、亜利沙ことアリーは竜とキリトが来る事を信じるように言う。
キャンディは《サラマンダー》のチャクラム使い。ミストは《スプリガン》の槍使い。SAOの時とは違って名前が「ミスト」で終わってるのは本人曰く「今となっては色々アウトだから」
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