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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三話 昇格試験 ゴール、そして……
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た。

「あ?何かちょいヤバです」

リインが異変に気づく。

「「わあぁぁぁぁぁ!!!」」

絶叫を上げながらゴールラインを通過するスバルとティアナ。

その後ろを必死に追うアスカ。

少し先にはバリケードが立ち塞がっている。

このまま激突したら、怪我では済まない。

(バリケードまで約100メートル、間に合え!)

二人を止める為に、アスカは自分の持つ最速の移動魔法を発動させた。

「フラッシュムーブ!」

瞬時にアスカはスバルの前に回り込み、胴体タックルを仕掛けるように彼女の身体を受け止めようとした。

が、その程度でスバルが止まる筈もなく、アスカは両足を引きずりながら押されて行く。

「くっそ!緩衝撃結界!」

二人を包み込むバリアを張ろうとしたアスカだったが…

「がぁっ!」

弾き飛ばされてしまった!スバルも全く減速しない。

「「「わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」

三人の叫び声が、周囲に響きわたった。






アスカside

………あれ?生きてる。

オレは逆さまな風景を見てそう思った。

確か、スバルを止める為に前に回り込んで、体当たりを弾かれてバリケードに……

いや、待て。落ち着け、オレ。生きてるって事は助かったって事だ。

風景が逆さまなのが気になるが。

とりあえず、落ち着いて自分の置かれた状況を確認しよう。

まず、なぜ風景が逆さまなのか?

それはオレが逆さまにぶら下がっているからだ。何にぶら下がっている?

オレは首を回して周囲を見回す。

どうやら、アクティブガードと呼ばれる白いニョキッとしたクッション魔法に引っかかっているようだ。

隣を見ると、同じようにアクティブガードに腹這いに引っかかったティアナがいる。

そのまま地面に目を向けると、そこにはフォールディングネットと呼ばれれているガード魔法が張り巡らされていて、スバルはそこにひっくり返っていた。

おい、その筋○バスター喰らったみたいな態勢なんとかしろよ、スバル。

ふと、後ろを振り返ると……バリケードまであと30センチの距離。

「怖えー」

うん、思いっきり血の気が引いたよ。もうちょっとでスプラッタだった。

「もう!三人とも!危険行為で減点です!」

オレが状況確認をしていた時に、リインフォース・ツヴァイ空曹長がカワイイ声で怒って………なんだありゃ?

声の方を見てそう思ったオレは悪くない筈だ。

そこには、身長30センチ程の小さい女の子……リイン曹長が頬を膨らませて怒っていたからだ。

え?なに?ユニゾン・デバイスってやつか?初めて見た!

「ちっさ……」

隣から小
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