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東方 死絶禍
東方死絶禍1-妖怪共
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たとき、

?「わは〜。」

小さく笑う声が響いた。
声からしてとても幼そうで品がない。
それでも人間では無さそうななにか。

?「ゴンッ!ぎゃふん!」

すぐ後ろから木にぶつかる音がした。
どうやら本当になにかいるみたいだ。

黒芭はその音から離れるようにバックステップを
とる。

しかし..............。

黒芭「ガンッ!ぐぇはっ!」

向かい側の木に背中から激突。
思いっきり飛び出したものだからかなり痛い。


外はというと、
やはり明るくなっており、曇りのない月夜。
霧の湖であった。

?「ちょっと!痛いじゃない!!」

そんな声がしたのはすぐ近くからだった。
そこには先ほどのハルデスヨーと身長が変わらない
くらいの少女がいた。

ショートの金髪に留められた赤のリボンに
こちらを睨むかのような紅い瞳。
一見制服にもとれる黒い服と黒いロングスカート。

黒芭「私のせいじゃないよ。君が勝手に
そこの木にぶつかったじゃない。」

しっかりと大人らしく事実を伝えた

しかし............

?「うっさいわね!私ががこんな見え透いた罠に
引っ掛かると思う!?」

黒芭「うん。」

?「くっ......................」

少女は最後に憎しみに任せて問いかけていた。


?「貴方は食べてもいい人間?」

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