秘匿施設S90125爆撃事件報告
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発生日時
1936年10月21日
午後15:47
概要
発生日時にて秘匿施設S90125は空爆による襲撃を受けました。
襲撃の実行は水鬼の飛翔兵器である識別名"黒虫"のよるものだと判明しており、施設東方面の海域において要注意個体"ヲ級"が観測されています。
黒虫は空軍の観測外の高度を飛行して施設へ接近、これは今まで確認されたヲ級では例がない非常に長距離での黒虫の操縦です。
その為、容易に施設への爆撃を可能にし、断続的に計40分間に渡って行われました。
爆撃時の黒虫の正確な数は判明していません。
研究対象状況
施設の最重要対象である乙姫、妖精37体および飛峰和 蒼太郎は非常時の特別避難手順に従い地下施設に退避。
全ての対象に外傷はなく安全を確保できました。
被害状況
およそ16発の爆弾が施設に投下されたと推測されています。
西館および施設入り口の検問所は全壊。
東館は爆弾の直撃こそありませんでしたが近距離の爆発が原因の火災により半焼。
中央施設は半壊、全施設に置いて57%が破壊および利用不可な状態です。
この爆撃による重軽傷者は237名、死者は53名に達しました。
内訳は以下の通り。
一般職員
重軽傷者
62名
死者
11名
警備職員・即応部隊
重軽傷者
106名
死者
26名
研究職員
重軽傷者
43名
死者
5名
上級研究職員
重軽傷者
22名
死者
9名
役員
重軽傷者
4名
死者
2名
死亡者関連情報の制限
情報隠蔽
情報保全規定により外部への情報開示は制限されます。
死亡者に関する情報や死亡の事実はアンゲローナ処理手続きを得て対象者の身内に公開され、場合によっては処理手続き外の偽装情報が与えられます。
また同関連情報は殉職機密情報保全局にて管理され保全局役員最低2名の正式な承認を得ている場合にのみ開示されます。
情報漏洩が確認された場合はビルレストの案内人が実行されます。
隠蔽に関わる職員は機動部隊の訓練と秘匿教育を受けた勤続10年以上の者から選抜され、約3年間に渡って任務に従事します。
該当する職員は任務期間中および任務終了後において優先的に精神的医療を受けられる権利が与えられます。
これは例として専門医によるカウンセリング、向精神薬の処方などが含まれます。
死亡者リスト
■■■■■(処理済み)
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