暁 〜小説投稿サイト〜
ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第一話 生まれるタイミングが重要です。
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、これはチャンスかもしれない。私とキルヒアイスが同時に彼に近づけば、私もキルヒアイス同様の無二の親友の立場に立てるかもしれないから。あら、あの歩道を歩く青い長い髪の綺麗な少女、どこかで見たような・・・・まさか・・・・?
同時刻、ラインハルトの家の目の前の歩道――。
■ アレーナ・フォン・ランディール
やれやれ、ようやく死んで天国でゆったり満喫生活と思ったら、またぞろ現世に強制送還。しかもなんだか知らないけれど、爺様の道楽に付き合わされるなんて。あ〜どこまで運がないのかしら、私って。爺様連中相手にするのは、生前の侯爵時代で充分だったのに。このミッションが終わったら、あの爺様にお願いして超一流のセレブな天国生活をしばらく満喫できるようにお願いするつもりなのよね。さ、それを夢見て頑張りますか!
私が生まれたのは、どういうわけか生前と同じ「ランディール」家。しかも爵位も生前と同じ侯爵だっていう偶然。それでいて両親はとぉってもリベラルで私を散々宇宙旅行に連れていってくれたりなんだかんだしてくれたり。ま〜ある意味すごすぎる偶然ぶりなのよね。あの爺様もそこは粋な計らいをしたってこと?
私も8歳になったんで、もう大丈夫だろうって思って、両親に駄々をこねてみた。つまり、一人でいろいろと外の世界を見てみたいと。私を溺愛している両親は、とりあえず一人で外に出てもいいってことになった。もちろんおつきのメイドや護衛の使用人はいるけれど、でも不要なのよね。
なぜって、生前の私は一公国の将軍職についていて、そりゃもうバリバリの武人だったからね。剣をぶん回して戦うことになれてるって今の両親が知ったら流石に驚くと思うので、何も言わないけれど。でも、ひそかに日々訓練中よ。他のみんなもそうなんじゃない?
こうしてただいま散歩中。散歩がてらようやくラインハルトの家までやってきた。あ、庭にラインハルトとアンネローゼ姉妹が出ている。二人して草花に水をやっているところか。ふ〜んさすがは美人姉弟ね、今からあんなレベルじゃ将来が末恐ろしいわ。
さぁ、どうしようかな。ラインハルトとアンネローゼが外に出ているから、いきなりアタックする?それとも様子見る?う〜ん・・・。
ってあれ?!あそこの反対側の家の庭にいるプラチナ・ブロンドの髪を後ろでまとめているしっかりそうな顔立ちの美人少女って、イルーナじゃない!?
■ ヴァンクラフト家の自分の部屋 イルーナ・フォン・ヴァンクラフト
まさかいきなりアレーナに出会うとは思わなかった。生前の私は帝国の騎士団主席聖将(騎士団のbPのことよ。)、彼女はその同盟公国の女性将軍だったから、接点はあるし、お互いのことを良く知っている。そんな二人が出会うということはこれもあの老人の采配なのかしら。私は早速アレーナを家に招き入れ
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