空の王者、歓迎の町へ
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ショオ……何だこの強さ……?」
「こんな奴が賞金も掛かってないってどうなってんだ……」
「賞金……?ははぁ〜ん、そうかこいつら賞金稼ぎか」
身体の骨を鳴らしながら重症を負っている男達を外の岸に投げ飛ばしながら大体の状況を察する。この島はあの二人組の目的地→ならその仲間も同じような連中→賞金稼ぎもいるだろ→船の金品狙ってきたけど自分に手を出そうとしたっと言った所だろう。
「よく寝たし疲れもあらかた取れた、うし飛ぶか」
身体を竜化、人獣形態へと変身する。翼を羽ばたかせて島を上から見てみる。石造りの家屋が多く立ち並んでいるが目を引くのがそこら中で倒れている人間たち、恐らく自分を襲ってきた奴らの仲間だろうがゾロかサンジ辺りが倒したに違いない。
「あっ!!レウスゥ〜!!!」
飛行を続けていると下からナミの声がする、その声に従って下へと降下するとそこには血だらけになっている髪を以上にロールさせている男と不機嫌そうなゾロとナミがいた。
「どういう状況……?」
「そ、空をっ……!?」
「レウス良く聞いて!これから大急ぎでミス・ウェンズデーを保護して頂戴!ゾロじゃ心配で無理よ!」
「んだとごらぁ!?
「ええっと詳しい事を聞きたいけど兎に角保護すればいいんだなナミちゃん?」
「ええ。彼女を狙っている奴居るだろうけどそいつら倒しちゃってかまわないから!!」
「了解、んじゃ行って来るよ」
ジャンプで一気に高度を稼ぎつつ上空からミス・ウェンズデーを捜索する。確かにゾロより空を移動出来る自分が捜索からの保護という役目は適任だろう。捜索をしている時巨大な爆音が響く、爆音の方向へと目を向ける。高い飛行力を持つリオレウス、その飛行力を補佐する為に高い視力を持っている。その視力が黄色い鳥に乗ったミス・ウェンズデーとコートを着た男と傘を差した女を捉えた。
「見つけた、一気に距離をつめる……!!」
一気に空気を切り裂くように降下していくが男が何かをミス・ウェンズデーに飛ばそうとしているのを見ると更に速度を上げる。そしてミス・ウェンズデーの前へと着地し飛んできた物を身体で受け止めた。それは直撃したと同時に爆裂したが火炎に高い耐性を持つ為爆発にも十二分耐えて見せた。
「おい大丈夫か、ミス・ウェンズデー」
「わ、私生きてる……?そ、その声もしかして貴方Mrレウス?!どうしてここに!?というかその姿は!?」
「良く解らないんだがうちの航海士に君を保護するように言われたんでね、それで助けた」
思ったよりも爆発のダメージは少なく身体は普通に動いた。流石は火属性に高い耐性を持つリオレウスといった所か。
「一体何者だ、てめえ俺たちの邪魔するとは!!」
「ただの海賊さ。お前と同じ悪魔の実を食った、海賊さ」
「その姿……ど
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