機動戦艦ナデシコ
1324話
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はそちらとなります」
「……はぁ。結構意外っつーかなんつーか。ただ、戦闘の後始末って事は敵対的な世界とか? それとも俺の世界のバジュラみたいに襲ってくる相手がいるとか」
そんな声を聞きながら、なるほどと納得する。
あの男はマクロス世界の出身か。
ま、バジュラと木星蜥蜴は似ているところがないとは言えないしな。
特に有無を言わさず襲い掛かってくるところとか。
だが、バジュラは言葉で意思疎通は出来ないけど、歌を使えばそれが可能だ。
それに対して、木星蜥蜴の場合は無人機なだけにこっちの意思を確認はしない。
もし何らかの手段で意思疎通が出来るのであれば、今頃地球の方でも木星蜥蜴と何らかのやり取りを行っていてもおかしくはない。
ただまぁ、無人機だからその辺の融通が利かないのかもしれないが。
ああ、でもそうなると一番相応しいのはバジュラじゃなくてBETAなのかもしれないな。
BETAは完全に意思疎通が不可能だし、バジュラよりも無人機らしい。……生物的な外見を持ってはいるが。
「ま、どのみち俺達に取っては木星蜥蜴ってのは色々と新しい技術をくれる奴なんだから、仲良くしているよりも敵対している方がいいのかもしれないけどな」
脳裏に、大型戦艦を始めとする生産プラントを何とか入手する方法を幾つか考えながら、足下に影のゲートを作り出す。
さて、それを実行する為にも、まずは地球との関係を早急に何とかする必要があるな。
プロスペクターからの要求もあったし、エザリアやコーネリア、レモンに話を通しておいた方がいいだろう。……レモンは色々と忙しくて手が離せないかもしれないが。
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