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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
第77話
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要ならぜひ連れていってください。それに魔術も使えるようになりましたから、以前以上にお役に立てると思います。」

「わ、わたしも機械の事とかきっとお役に立てると思う……!」

「フフ、クーデターの決戦の時はその場にいれませんでしたが、今回は私やツーヤもいます。」

「マスター共々、いつでも力をお貸しします。」

「フフ、勿論私もいるよ、エステル。”友達”としていつでも力を貸すよ。」

「勿論、ミントもいるよ!”成長”して手に入れた力……ママの為にいつでも使うよ!」

「みんな……」

「あー、水差して悪いんやけど。まずはオレをメンバーに選んでもらえへんかな?」

仲間達の心強い申し出にエステルが感動している中、ケビンが気まずそうな表情で申し出た。



「へっ……」

「どうやらアネラスちゃんたちは”結社”の手に落ちたみたいや。助けた時、さっきみたいな術を掛けられていたらどないする?」

「あ……」

「なるほど、道理だな。」

「仕方ねぇ……。お前はメンバー確定だ。」

ケビンの説明を聞いたジンとアガットは頷いた。

「へへっ、おおきに。」

「もう、お礼を言うのはこっちの方だってば。それじゃあ……残りのメンバーを選ぶわね。」



そしてエステルはケビン、アガット、ジン、クローゼをメンバーにヴァレリア湖の研究施設にボートで向かった………





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