第75話
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ドラブナ”を見て顔色を変えた後さらにリタを見て驚き、プリネ達を見て尋ねた。
「あ、プリネ達ね。えっと……………」
ケビンに尋ねられたエステルはプリネ達の正体を言うべきか迷い、プリネ達に視線で尋ねた。
「あの、エステルさん。そちらのケビンさん……?でしたか。見た所七曜教会の神父の方のようですが……何者ですか?神父の割にはかなりの腕前を持っているようですし………」
「いや〜、エステルちゃん達と比べれば、新米の俺なんてまだまだですから、言い過ぎですわ。初めまして。”星杯騎士団”所属のケビン・グラハムと言いますわ。」
プリネの疑問にケビンは笑いながら答えた後、真面目な表情をして自己紹介をした。
「!!貴方があの”星杯騎士”なのですか………!……私の名はプリネ。プリネ・K・マーシルンと申します。」
ケビンの自己紹介を聞いたプリネは驚いた後、上品に挨拶をした。
「んな!?マーシルンゆうたら、メンフィル皇家の名やないか………!もしかして、メンフィルの皇女なんかいな………?」
一方ケビンはプリネの名を聞き、驚いて尋ねた。
「うん、そうよ!それにプリネは”闇の聖女”様の娘でもあるんだよ!」
驚いているケビンにエステルはプリネの自己紹介を続けるように説明した。
「!!(この娘があの”闇の聖女”の娘か……まさか、こんな所で会うとは思わんかったな………)こら、驚いたわ………まさかあの”姫君の中の姫君”に会えるとは思わんかったわ………」
「あ、あの〜………できればその呼び名で呼ぶのはやめてほしいのですが………正直、今でも恥ずかしいんです………」
「?どうして恥ずかしいの、プリネちゃん。プリネちゃんに似合った凄くいい二つ名なのに。」
恥ずかしがっているプリネを見たリタは可愛らしく首を傾げた後、尋ねた。
「あ、あはは………”最も姫らしい姫”なんて、私には恐れ多いですよ。それにそんな呼び名だと、私の事を偶像化しているような呼び名にも聞こえますし………」
リタに尋ねられたプリネは苦笑しながら答えた。
「ハハ………それでそっちの黒髪の嬢ちゃんはなんていうん?」
「……ツーヤ・ルクセンベールと申します。マス………プリネ様の護衛騎士兼専属侍女です。」
「ふわあ〜……さすがお姫さんだけあって、そこらへんにはいない従者を連れているんやな………で?そっちの槍に座っている嬢ちゃんも、もしかしてメンフィルの関係者なん?」
ツーヤの自己紹介を聞いたケビンは呆けた声を出した後、リタを見て尋ねた。
「……いいえ。確かにプリネちゃん達とは親しいですが、私はメンフィルの関係者ではありません。……私の名はリタ。リタ・セミフ。”冥き途”の見習い門
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