第73話
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…」
「………………………………。おい……将軍。”ハーメル”ってのは国境を越えたところにある帝国側の村のことだよな?」
レーヴェが去った後、ティータは悲しそうな表情で呟き、アガットは厳しい表情で考え込んだ後、モルガンに尋ねた。
「おぬし……その名を知っているのか。」
尋ねられたモルガンは驚いた表情をして、尋ねた。
「戦争前は、ラヴェンヌ村とたまに交流があったはずだ。今じゃあ、まったく途絶えちまってるらしいが……。どうしてその名前が出てくる?」
「………………………………。……その事についてはわしの口から言うことはできん。国家間の問題に絡むのでな。」
「なに……!?」
モルガンの話を聞いたアガットは驚いた。
「ただ、これだけは言える。もしも、わしの想像が当たっているのであれば……。……あのレーヴェという男、よほどの地獄を見たに違いない。」
そしてモルガンはアガット達に再び慰霊碑を見て、重々しい雰囲気を纏わせて呟いた………………
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