第69話
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に考えた嘘を言った。
「ふむ、そうか。……今はどちらにいらっしゃるかわかるか?この作戦が終わったら、会いに行こうと思っているのだが。」
「え、え〜と………残念ながら、何か用事があるらしくてメンフィルの兵士さん達に指示をした後、本国に戻るためにロレントに帰ったわ。」
「そうか。それは残念だな……お会いして、今回のメンフィル兵達の派遣の礼を言っておきたかったのだが………」
「あ、あはは………(まさか目の前にその内の一人がいるなんて、将軍さんも思わないだろうな〜………ありがとう、クローゼ。あたし達の事を黙ってくれて………)
嘘とは知らず残念そうな表情で溜息を吐いているモルガンを見たエステルは冷や汗をかいて引き攣った笑みで笑いながら、自分の今の身分を黙っていてくれたクローゼに感謝した。そしてエステルはまた艦内の散歩に戻った。
「哨戒艇、『メルダー号』より連絡!マルガ鉱山上空にて飛行中の竜を発見したとのこと!全クルーは直ちに持ち場へ向かえ!ギルド関係者はブリッジに急行されたし!」
エステルが艦内を散歩しているとユリアの声のアナウンスが入った。
「―――来たわね!」
そしてエステルはブリッジへと急いだ。
こうして『竜捕獲作戦』が始まった……………!
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