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東方 死神默
死神默死神默-2 新たな選択
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なった。

私はポケットの中身を探る。
すると、謎のペンダントらしき
物が出てきた。
埃ひとつなく、きれいだった。

?「あ..........」

人間「クロハちゃん......か。
とてもいい名前じゃないか。」

私のペンダントには、
私の両親と、幼い私が笑顔で
可愛らしかった。

私の名前が書いてあり、
よほど大切にされたと思われる。

クロハ「闇鮫........黒琶。」

人間「思い出してくれて
良かったよ!」

人間は自分のことのように
喜んだ。

だが、人間は突然むせ出した。
人間「ゴホッ!ぐふうっ!」

クロハ「だっ..大丈夫?」

私は人間に対し、こうも感情を
抱いたのは初めてだった。

すると、
人間の背中からは、黒いマントを
羽織った死神が這い出てきた。

死神「いきさつ通りか。
お前は情に溢れてるな。人間よ。」

人間「傷ついた子供だったから。」

クロハ「私はまた独りに?」

人間と死神の会話に私は割ってはいる。

死神「このままならな。死神と
いっても死期ずらしは出来ない。」

クロハ「このままって?」

死神「それはお前次第だ。
半妖のままか、半妖でありつつ
死神になるか。」

死神は問いかけるように
話をした。

今の私は迷いなんてない。

クロハ「いきます。死神の道に。」

死神「今までと違って仕事もある。
恐怖対象の人間とも触れあわなくては
ならんぞ?」

クロハ「構いません。
このままなんて嫌だ。」

私は道を選び、死神へとなった。

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