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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、謎の男女と老人とクジラ
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に島の時期を記録させることで次の島への方角を示すらしい。

「こういう奴か?」
「おおっそれだ、なんだ持っているのではないか」

ルフィが差し出した腕時計のようにベルトが付けられている球体の中に指針がある特殊なコンパス、それこそが記録指針であった。どうやら先程の二人組がドサマギで逃げた時に落としたものを拾ったらしい。

「これを使って航海をするのね……何の字盤もない」
「この海ではその記録指針の示す磁気だけが頼りになる。そしてこの山から一本の時期を選び旅をするっという訳だ、だが最後には一本の航路に結びつく。その先にある島の名は"ラフテル"。偉大なる航路の最終地点だ」

ラフテル。全ての海賊たちが目指す偉大なる航路の最後の島、そこを確認したのは海賊王の一味だけ。

「なあそこ行ってみれば良いだけだ。行ってみりゃ解るさ、そこに"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"があるのかは」
「……だなってルフィ、その空になってる皿は……?」
「お前全部一人で食いやがったのかエレファント・ホンマグロぉぉおお!!!?」
「骨までねえし!!?」

サンジが持ってきてくれた食事、それ全てを平らげたルフィ。これが原因で記録指針が壊れるがラブーンの件のお礼ということでクロッカスから新しい記録指針をもらえるのであった。そして先程の二人組、ミスター9とミス・ウェンズデーと名乗る二人組を町へと送りため、麦わらの一味はウィスキーピークという島を目指す航路を行くのであった。
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