共同戦線・・・エリカを救う為に4 蒸気獣セレナードとの戦い前編
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そのころ大神達、巴里華撃団の前に現れたのは、憑依獣でもなく、蘇った怪人でもなく、エリカフォンティーヌと、かつて呼ばれていた。人物の哀れな姿だった。
「エリカ君どうしたんだ?その姿は?」
エリカの姿は、赤い修道服ではなくすべてが、漆黒の闇に染まったかのような黒一色だった。
「エリカ君返事してくれ」
「・・・」
大神がエリカに、呼びかけるが、エリカは無反応だった。
「ねえ、皆今のエリカ怖いよ」
「確かにな、私でも、恐怖を感じるからな」
「コクリコちゃんやロベリアさんもですか?実は私もなんですよ」
「何を馬鹿なことを、ほらエリカ帰るぞ」
その時、グリシーヌの光武F2が、エリカに触れた瞬間。グリシーヌの光武F2は、瞬く間に石化してしまった。
!!
「「「「なっなんだと」」」」
「グリシーヌさんが石に、なってしまいました」
「お前エリカじゃないな、エリカは何処にいる?」
「何言ってるんですか、ロベリアさん。私がエリカですよ、本物の」
「そうです。この者はかつて、貴方方の仲間でしたが、私の后となってくれたのですよ」
!!
その時、何者かがやって来た。
「お前は、マスクド・コルボー今回の事件は、貴様が起こしたのか?」
「左様ですよ、どうですか、気に入ってくれましたか?大神一郎」
「ふざけるなコルボー。エリカ君を元に戻せ」
「今の貴方には、無理でしょう。彼女を救うことも、まして私を倒す事など無理なのだから、出でよ蒸気獣セレナード3」
「さあ踊りなさい最後のダンスを、ラストオブ・セレニティー」
「「「「「うわあああ。キャアアア」」」」」
マスクド・コルボーが乗る蒸気獣セレナード3の必殺技を受けた、大神達の光武F2の一部が、石化してしまった。
「フフ、食らいましたね、貴方達はあの愚かな、石像の少女と同じ運命を辿るのです」
「何だと!!」
そして大神達の機体は、徐々に石化が進んでいく。
「イチローどうすればいいの?」
「大神さん」
「隊長」
コクリコ、花火ロベリアが、大神に指示を求める。
(どうするこのままじゃ、俺達全員グリシーヌと同じように石像になってしまう)
その時、大神の元に新次郎からの通信が来た。
「一郎おじさん大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ、新次郎。新次郎俺との通信は繋いでおけ、そして何も喋らず聞いておけよ」
「はい」
「コルボー最後に質問だ石化はどうすれば止まる?」
「降参ですか、いいでしょう。貴方方の石化を止める手段は、セレナード3にダメージを与え、私の妖力供給を止めることです。まあ大神一郎お前は石化するがな」
「
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