日常
第3話 初の顔合わせ T
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淀ハンパネェ〜〜」
金剛「全くその通りデース。この前ナンテ、鎮守府の改築を1人で指揮してたデース」
龍驤「ホンマやな……」
その食堂の裏…と言うより、食堂に隣接する厨房近くの廊下で長門達と話す俺。同時に、大淀のハンパなさを思い知らされた。
ーーーー
『ザワザワ……』
長門「提督はここで待っててくれ。みんなはついて来い」
「「「「了解」」」」
それから長門は俺に待つよう言って、陸奥達を従えて食堂内へ入って行った。
ーーーーーーーーー
≪ザッ!≫
長門「注目!秘書艦の長門だ!静かにしろ??」
『……』
座蒲郎「流石は長門だ、秘書艦にして正解だったな」
食堂奥のカウンターの前に立った長門はマイクを手に持ち、陸奥達を後ろにつかせて他の艦娘達に静かにするよう言い、みんなは一瞬で黙りかえった。
影からそれを見た俺は遠くから長門を褒める……
長門「今回諸君等を集めたのは他でもない。我々を指揮して来た提督 沢小路 座蒲郎のことだ」
『ザワ……』
長門の言葉で騒然となり始める食堂。
なんか嫌な予感がする……
長門「1週間ほど前、別次元に干渉する力を得た私はその力を行使し、向こうの世界で指揮を執る本当の提督をこの世界に呼ぶことに成功した」
『??』
長門「とはいえ、提督をこの世界に呼ぶことは出来ても、元の世界に戻す方法はわからない。おまけに、私は提督の顔が見たくて強引にこの世界に呼んでしまった。
それを言ってしまえば、提督は我々を拒絶するだろうし、ここの士気に大きな影響が出ると察した我々はこの1週間、提督を縛るような行いをして、提督を怒らせてしまった」
『……』
更に長門はこの1週間の出来事を大方話し、今朝の一件を告げるとみんなは静まり返り、どんよりした空気が流れる。 ̄
長門「だが提督は、我々の指揮官として、ここで我等艦娘達の指揮を執ると決めてくれた!」
『!』
そして俺がここで本格的に指揮を執ることを告げると、話を聞く艦娘達から歓声が上がり始める。
長門「それではご登場してもらおう!我等が提督、沢小路 座蒲郎提督だ!」
≪バタンッ!≫
『??』
座蒲郎「……」
長門の言葉と同時に食堂の大きな出入り口の扉が開き、俺は扉の前に立つ。
≪タッタッタッタッ……≫
俺は中に入って、中央の通路を歩いて行く。
その最中、みんなが俺のことを口々に囁いてそうにみえたが、声が小さくて聞こえないからそのまま歩いて行く。
≪タッタッ……ピタッ≫
長門「提督、これを」
座蒲郎「ありがとう」
長門の側に辿り着いた俺は、長門からマイクを渡され、みんなに告げる。
座蒲郎「長
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