機動戦艦ナデシコ
1323話
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か別の砲を積んでおけば良かったんだろうが。それとナデシコの周囲を飛んでいるバッタを攻撃する為の対空砲とか。
今はメギロートが空を飛びながらナデシコも守ってはいるが、やっぱり対空砲は必須だよな。
ミロンガ改用のコンテナも既に存在していないんだし、その辺に対空砲とかを付けてもいいと思うんだけど。
対空砲なら、コンテナと違って運動性が落ちたりって事はないだろうし。
『アクセル、バッタはもういいわ。それよりカトンボと大型艦、チューリップを確保したいんだけど』
ヴァイスセイヴァーのO.O.ライフルを使ってカトンボの持つディストーションフィールドを貫通してダメージを与えながらレモンがそう通信を送ってくる。
「いや、カトンボを欲しいとか言いながら、撃破してどうするんだよ」
映像モニタには、今のヴァイスセイヴァーの攻撃で大きなダメージを受けたのだろう。艦体から火を噴きながら地上へと向かって効果……いや、落下していくカトンボの姿が見える。
『しょうがないないじゃない。思ったより脆いんだもの』
「いや、ナデシコのグラビティブラストを食らっても生き残ってるんだけどな」
『攻撃の質によるんでしょうね。実際、弱いビームとかはG・テリトリー……じゃなくて、ディストーションフィールドだったかしら? それに防がれているもの。ただ、このバリアの特性は聞いているし、G・テリトリーに比べればかなり脆いバリアなのよね』
ソリッド・ソードブレイカーを使ってディストーションフィールドを強引に突破し、カトンボへと攻撃を加えていく。
そうだな。確かにこうしてシャドウミラーの戦闘を見れば、ディストーションフィールドが効果を発揮しているのを見る方が珍しい。
「けど、シャドウのビームガトリング砲を始めとして、ビームマシンガンとかそっち系の武器は軒並み駄目だぞ」
元々ビームガトリング砲にしろ、ビームマシンガンにしろ、小さいビーム弾を連続して当て続けて相手に大きなダメージを与えるという武器だ。
一定以下のダメージを無効化するディストーションフィールドに対しての相性は悪い。
『そうね。シャドウミラーの機体は基本的にビームを始めとしたエネルギー消費式の武器が多いから、ちょっと厄介なのは事実かもしれないわ。それでもちょっとでしかないけど』
シャドウミラーの機体が実弾を装備せず、ビームやエナジーウィング、重力波砲のようにエネルギーを消費して使用する武器をメインとしているのは、別に俺の趣味ってだけじゃない。
基本的にシャドウミラーの機体はブラックホールエンジンがメインであり、永久機関だ。
更には移動するのに使うテスラ・ドライブもブラックホールエンジンからのエネルギーだけで動くので、推進剤のような物は必要ない。
つまり、パ
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