日常
第2話 提督の怒り、そして真相と決意
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の頬に触れ、更に続ける。
座蒲郎「俺がここに来たのは神様のお告げでもあり、お前達艦娘の願いでもあるんだ。その事実がある以上、俺はここに居てあげたいし、長門達みんなの意見が聞きたいんだ。“本当に俺が…ここで指揮を執っていいのか?”を」
長門「だが__」
座蒲郎「ましては俺は、どうやって元の世界に帰ったらいいかもわからないんだ。それを言ったら、尚更だろ?」
『!』
そして、こんな俺でもここで指揮を執っていいかと長門達に聞いた。現実世界では多くの任務をこなしたが、この世界では今まで通りに通用するかが気になるが、それ以前に俺がここにいいのかが最も気になる。
その答えは……
長門「当たり前だ!ここにいて欲しいに決まってるだろ??」
陸奥「そうよそうよ!」
大淀「あなただけが頼りなのですよ、提督!」
金剛「みんなの言う通りネェ〜!私もテートクにここにいて欲しいネェ〜〜!」
龍驤「そうやそうや!」
長門達が居ても良いって答えた以上、俺も決めるしかない……
≪スクッ≫
座蒲郎「わかった……現実世界から呼ばれたこの俺、沢小路 座蒲郎は現時刻をもって、この横須賀鎮守府の提督として正式に着任!以降より、本格的に諸君等艦娘達の指揮を執り、我々の敵である深海棲艦を駆逐する??」
≪バッ!≫
『了解!』
みんなの意見が決まってる以上、提督である俺が彼女等を導いて行かなきゃ、提督としても男としても失格だ。今俺に課せられた使命、艦娘達を指揮して深海棲艦を倒す事なのかもしれない。そう思ってたらやるしかないと思い、長門達の前で声高々に叫び、長門達は俺に向けビシッと敬礼した。
そして、俺にとっては深海棲艦との果てしなき長き戦いの始まりでもあった……
(続く)
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