第61話
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の塔』の頂上にいる手配魔獣達を見つけた。
「さて……と。さっさと終わらせるわよ。」
「は、はい!」
手配魔獣達を見つけたシェラザードは鞭を構え、全員に促し、ティータはおどおどしながらも落ち着いた動作で武器を構えた。
「フッ。これから共に戦う君の強さ……期待しているよ♪ゴーストガール?」
「フフ……こう見えても私、強いですよ?……さあ、一網打尽の時間です。」
オリビエに見られたリタは可愛らしく微笑んだ後、魔術の詠唱を開始した!
「えいっ!!」
ティータの攻撃によって、魔獣達はシェラザード達に気づいたが、何故か妖しい動きをして、自分で自分を攻撃していた。
「?なんで混乱しているのかしら?まあ、いいわ!落ちなさいっ!轟雷!!」
魔獣達の動きに首を傾げたシェラザードだったが、気を取り直して魔術を放った!
「そぉれっ!!」
さらにオリビエはクラフト――クイックドロウでさらにダメージを与えたところを
「魂をも凍らせてあげる………氷垢螺の絶対凍結!!」
リタが魔術を放ち、リタの魔術によって魔獣達の周囲に猛吹雪が吹き荒れ、魔獣達を凍らせた!
「ええいっ!アースランス!!」
「ハアッ!フレアアロー!!」
「出でよ、時の槍!シャドウスピア!!」
そこをティータ、シェラザード、オリビエがアーツを放って次々と止めを刺していき
「飛んで!死角の投槍!!」
リタは魔槍を操って、最後の一匹に止めを刺した!
「終わったわね……それにしても、リタと言ったわね?……貴女、強いわね。特に魔術の威力とか、リフィアさんや師匠と同じレベルじゃないかしら?」
「フフ……さすがにそれは褒めすぎですよ。”神格者”や”魔神”の力を持つ方達ほど、私の魔力は高くありませんし。さきほど放った魔術が冷却魔術の中でも最高位に値する魔術ですから、そう見えるだけですよ。」
シェラザードの感心した言葉にリタは苦笑しながら答えた。
「ハッハッハ!これは可愛らしく、心強い仲間が増えたね♪」
「はう〜……リタちゃんって凄いな………まさか一瞬で凍りつかせるような吹雪を発生させるなんて……水属性の中でも最高レベルのアーツ、『コキュートス』でもあそこまでの威力はないんじゃないかな?」
「フフ……褒めてくれてありがとう。それより街に戻りませんか?他の方々も戻っているかもしれませんし。」
オリビエとティータの賞賛の言葉に可愛らしく微笑んだリタは提案した。
「そうね。じゃ、戻りましょうか。」
そしてシェラザード達はギルドに向かった。
〜霜降り渓谷〜
「いたぞ。とっとと終わらせるか。」
「ああ。」
「はい。」
シェラザード達
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