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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第154話
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まグラウンドに着陸するつもりなんですか!?」

我に返ったエリオットとマキアスは慌てた様子で声を上げた。



「ええ、もちろん。」

「全長75アージュ……一応、何とかギリギリ着陸できる広さですわ。」

「フッ、その大きさにしたのは偶然か、わざとかは”奴”次第だがな。」

リィン達の反応を面白そうに見ていたサラ教官達は着陸に邪魔にならない位置に移動した。

「はー、ムチャしやがんな。」

サラ教官達の話を聞いたクロウは呆け

「……ていうか何でしれっとサイズとか把握してるのよ!?」

シャロンが飛行艇のサイズを把握している事に気付いたアリサはシャロンを睨んで指摘した。その後飛行艇はグラウンドに着陸した。



「おーっ、スッゴイね!」

「綺麗な船……ですね。」

「本当に……紅い”アルセイユ”だね。」

「エレボニアの紋章……帝国の船であることは間違いなさそうだが。」

深紅の飛行船の着陸にリィン達が驚いたり興奮しているその時

「―――やあ諸君♪10日ぶりになるかな?」

聞き覚えのある声が聞こえた後、なんとブリッジにオリヴァルト皇子とミュラー少佐、そしてレンが姿を現した!


「オリヴァルト殿下……!」

「レン!?貴女まで……!」

「それにヴァンダール家の……」

オリヴァルト皇子達の登場にリィン、プリネ、ラウラは驚き

「また会えたな、諸君。」

「うふふ、お久しぶりね、Z組の皆さん♪初めましての人達もいるようだけど♪」

驚いているリィン達にミュラー少佐とレンはそれぞれ声をかけた。



「ハッハッハッ。反応は上々のようだね。うんうん、これなら帝都市民へのお披露目も成功間違いなしだろう。」

「うふふ、相変わらず派手な事が好きよねえ、オリビエお兄さんは。」

満足げに笑うオリヴァルト皇子をレンは小悪魔な笑みを浮かべて見つめた。



「し、市民へのお披露目……?」

「あはは……もう何が何だか……」

オリヴァルト皇子の話を聞いたマキアスは戸惑い、エリオットは苦笑した。



「今回、自分はもちろん皇子とレン姫も脇役にすぎない。主役はあくまでこの艦とこちらの方になる。」

「???」

「こちらの方……?」

ミュラー少佐の話を聞いたフィーとエマが首を傾げたその時

「―――久しいな。”Z組”の諸君。初めての者も多そうだが。」

聞き覚えのある男性の声が聞こえた。



「あ……」

「そ、その声は……!」

声を聞いたリィンとラウラが驚いたその時、なんとトヴァルと共に艦長の帽子を被ったアルゼイド子爵がブリッジに現れた!



「”光の剣匠”…
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