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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第153話
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なー。」
自分達を羨ましがるサラ教官の発言を聞いたリィン達は無言でサラ教官を見つめた。
「な、何よその反応?」
生徒達の反応を見たサラ教官は慌て
「だってねぇ?」
「サラ、サバ読み過ぎ。」
「図々しいにもほどがあるな。」
「確か教官って、20代のちょうど半ばだったような……」
アリサとフィー、レーヴェは呆れた表情で指摘し、リィンは考え込み
「お、お兄様。女性の年齢を口にするのは失礼ですよ?」
セレーネはサラ教官を気にしながら焦った表情でリィンを見つめて指摘した。
「フッ、5年前だとしても卒業しているんじゃないか?」
「クロウみたいに留年していたら、卒業していないんじゃないの?」
「エ、エヴリーヌお姉様……」
「本人を目の前でそんな事は言わないであげてください……」
ユーシスは静かな笑みを浮かべ、エヴリーヌの推測を聞いたプリネとツーヤは冷や汗をかき
「おいこら、エヴリーヌ!俺はまだ留年していないぞ!?」
「”まだ”って事は、可能性はあるじゃないか……」
エヴリーヌを睨んだクロウの言葉を聞いたマキアスは呆れた表情で指摘した。
「ええい、お黙り!女は20代後半からが本番!男は渋ければ渋いほどいい!ま、負け惜しみなんかじゃないんだからねっ!?」
サラ教官はリィン達を睨んだ後焦った表情で答え
(見事なまでの負け犬の遠吠えだな……)
「聞こえているわよ、生徒と恋仲になっている教師の風上にもおけないこの犯罪者!ロリコン剣士!」
小声で呟いたレーヴェの言葉を聞いたサラ教官はレーヴェを睨み
「フッ、教師の風上にもおけないという言葉はそっくりお返しする。」
「そだね。それに関してはサラにも言える事だね。」
「それと、俺とプリネ皇女の年齢はそれほど離れていない。幼い者を恋愛の対象としている者に対しての呼び方はむしろ”重剣”に当てはまる事だと思うが?」
「レ、レーヴェ……」
「アガットさんが知ったら間違いなく烈火の如く怒りますよ……」
サラ教官の指摘にレーヴェは静かな笑みを浮かべて答え、レーヴェの意見にフィーは頷き、プリネとツーヤは冷や汗をかいた。
「こ、こいつらは……!―――コホン。まあ学院祭は楽しみだけど気持ちは切り替えてもらうわよ。来月は特別実習だけじゃなくて実技テストの方もなし。だから今回は”区切り”としてちょっと頑張ってもらおうかしら?」
レーヴェとフィーを睨んだサラ教官は気を取り直した後説明し、そして武器を構えた!
「まさか……」
「……試合の相手は教官ご自身というわけか。」
武器を構えたサラ教官を見たラウラは驚き、ガイウスは静かに呟いた。
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