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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第151話
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。」
「うーん。どれも面白そうだけどなー。」
「――なあ、みんな。一つ、面白いアイデアを仕入れてきたんだけど。」
「面白いアイデア?」
「なにそれ?」
「ハハ、もしかしてトワから聞いたのかよ?」
リィンの提案を聞いたクラスメイト達がそれぞれ興味ありげな表情でリィンを見つめている中、心当たりがあるクロウは苦笑しながら尋ねた。
「ああ、映像をみせてもらった。クロウも人が悪いな……あんな凄いのをやってたのなら教えてくれればいいのに。」
「いやあ、二年の俺が言いだすのも何か違うだろ。」
「?話が見えないな?」
「ふむ、トワ会長から何かヒントでも貰ったのか?」
「ああ、去年やったっていうミニコンサートの映像をみせてもらったんだけど……」
そしてリィンはアリサ達にミニコンサートの話を聞かせた。
「ステージでの演奏……!しかもボーカル付きかぁ……!」
「ふむ……面白そうだな。」
「わたくし達が演奏をするのですか……とっても楽しそうですね♪」
(おおおおおおっ!かつて”ディル=リフィーナ”が二つの世界と融合する前の世界―――”イアス=ステリナ”の音楽を再現するとは素晴らしい!個人的にあの音楽は好かぬが、それでも今では廃れた音楽!是非それにするがよい!)
(うわぁ……よりにもよって音楽関連なんだ……というか案の定、アムドシアスが興奮しているよ……)
(五月蠅いですわね!興奮のあまり、私達にまで念話を送らないで下さい!)
(というか、貴女達も声に出しているから私にも聞こえてくるんだけど……)
リィンの話を聞いたエリオットとラウラ、セレーネは興味ありげな表情をし、アムドシアスは声を上げて興奮し、ペルルは表情を引き攣らせ、フィニリィは文句を言い、3人の念話を聞いていたプリネは冷や汗をかいた。
「フフ、また演奏する事になるとは思いませんした……」
「ああ、そういやイリーナお姉ちゃんの復活祝いにツーヤ達、演奏していたもんね。」
懐かしそうな表情をして呟いたツーヤの言葉を聞いたエヴリーヌはある出来事を思い出した。
「そういえば、去年の学院祭で凄まじく盛り上がった出し物があると聞いたことがあるが……」
「私も聞いたことがあります。クロウさんたちだったんですね。」
「おお、ゲリラ的なステージだったからアンケートは無効だったけどな。正式な出し物としてやったら上位間違いなしだったんじゃねえか?」
「フン、見てみないことにはまだ何とも言えんが……」
「ちょっとそそられるかも。」
「いーじゃん、いーじゃん!それで行こうよ!」
「とにかく、実際の映像を見る事はできるのよね?」
「ああ、トワ
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