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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第151話
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に人間の姿で紛れ込んで、人間達と一緒に楽しんでいた頃もあったわね〜。)

(フフ、まさか世界が融合する前の遥か昔の文化が異世界で残っているなんて、不思議な偶然ね。)

ベルフェゴールは懐かしそうな表情をし、アイドスは微笑みながら映像を見つめていた。



「確かに凄いですね……その……衣装も大胆というか。正直、肌を多く露出している衣装を好む睡魔族と大して変わらないと思いますよ。」

「はわわっ……忘れてたっ!い、衣装はどうでもいいからステージに集中しなさいっ!」

リィンの指摘に慌てたトワは指摘した。

(これは……)

そしてリィンは興味津々な様子で映像を見つめていた。



「うおおおおっ……!」

その後映像のコンサートが終わるとリィンは興奮した様子で思わず拍手した。

「凄かった……!メチャクチャ良かったです!いやぁ……!これ、実際に見たかったですよ!」

「えへへ……そう言ってくれると嬉しいな。その、少しは参考になった?」

「ええ……この上なく!さすがにここまで出来るかはちょっとわかりませんけど……音楽に強い人達もいるし、何とかなりそうな気がします!」

(うわぁ……もしこれをやる事になったら、歴史バカであり音楽バカでもある”一角”が滅茶苦茶口出ししてきそうね〜。あいつなら先程の音楽も絶対知っているでしょうし。ご主人様達も御愁傷ね〜……)

恥ずかしそうな表情で微笑むトワの言葉に力強く頷いたリィンの答えを聞いたベルフェゴールは表情を引き攣らせた。



「そっか………よかった。今のステージ、クロウ君の企画だから相談してみるといいんじゃないかな?振り付けはアンちゃんだし、導力楽器はジョルジュ君に相談すれば力になってくれると思うよ。」

「そうですか………わかりました。」

「それと、この記録結晶(メモリアクオーツ)に今の映像をコピーしたから。この導力映写機にセットすれば見られるよ。明日にでもZ組のみんなと見てみるといいんじゃないかな?」

「あ、ありがとうございます。なんだか至れり尽くせりで申し訳ないっていうか……」

「ふふっ……おあいこ様だよ。話し合って、どんな出し物になるかはこれからだろうけど……リィン君たちの出し物楽しみにさせてもらうから。」

「はい……!」

その後トワから記録結晶を受け取ったリィンは寮に戻った。


〜第三学生寮・リィンの私室〜



「はは………みんな興味津々だったな。エリオットなんか完全に目を輝かしてたし。」

トワから貰った記録結晶をジッと見つめたリィンは数時間前の出来事を思い出して思わず声を上げて笑った。



〜数時間前〜



「やっぱりT組は劇……それも古典劇をモ
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