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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第150話
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スや有志の出し物も一通り調べた方がいいわね……内容がかぶったらお互いつまらないでしょうし。」
マキアスの提案を聞いたエマ、ガイウス、アリサはそれぞれ頷いて考え込み始めた。
「ああ、それはみんなで手分けして情報を集めよう。それと―――この人数でやれる出し物のアイデアだな。」
「そうだね……他のクラスは僕達の倍以上の人数だし。けっこう大掛かりな企画を考えてるみたいなんだよね。」
「人数の劣勢を覆せるような案があるといいのですが……」
「そうなると模擬店辺りが妥当ですけれど……」
「普通過ぎてつまんない気がする。エステル達みたいに劇だったら、人気は取れると思うけど。」
「さすがにこの人数では劇は難しいですし、何より練習時間が限られていますから、無理でしょうね……」
リィンの提案にエリオットは頷き、セレーネとツーヤは考え込み、エヴリーヌの提案を聞いたプリネは苦笑した。
「フン、人数が多ければ良いというわけじゃない。逆にこの人数だからこそ映える出し物はあるはずだ。」
「……なんだろ。想像もつかないけど。」
「まあ、そのあたりは全員の宿題というわけだな。」
ユーシスの提案を聞いたフィーは首を傾げ、ラウラは考え込み
「えへへ、何だか盛り上がってきたねー。」
「ま、若いモン同士、せいぜい気張るといいだろ。」
ミリアムは無邪気な笑顔を浮かべ、クロウは口元に笑みを浮かべてリィン達を見つめた。
その後解散したリィンは校舎内を回って多くの生徒達から学院祭の情報を聞いた後寮に戻ろうとすると虫の鳴き声に気付いて立ち止まった。
〜校門〜
「虫の音………一応、もう秋なんだな。…………(―――入学して半年……来月には学院祭もあるのか。はは、目まぐるしいというかあっという間だった気がするな。)」
「あれ〜、リィン君?」
入学当時の自分を思い出して懐かしんでいるとトワがリィンに近づいてきた。
「トワ会長……珍しいですね。こんな所で会うなんて。そう言えば、生徒会室で何か会議をしてましたよね?」
「あれ、よく知ってるね?えへへ、ちょうどさっき終わった所でね。今日は早上がりをさせてもらったんだ〜。」
「そうだったんですか。会議と言うと……やっぱり学院祭関連ですか?」
「うん、来月に向けて決めなくちゃいけないことが山ほどあるから。明日、生徒会メンバーで改めて話し合うことになったの。」
「はは……お疲れ様です。そういえば、明日の依頼はもう用意できていますか?何だったらここで受け取ってしまいますけど。」
「あ、リィン君への依頼は寮で寝る前にまとめてるの。うーん、これから商店街に買出しに出かけなき
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