5章〜守るべきもの〜 外伝〜始まりし最後の”実験”〜
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いる力を引き出すことができるのじゃろう。まったく『福音』とは良く言ったものじゃよ。」
カシウスの言葉に真剣な表情で頷いた博士は説明をした後、ため息を吐いた。
「………………………………。だとしたら……『何か』の正体が気になりますね。遥かに進んだ技術で作られたオーブメントか、それとも……」
「それに関してはお手上げじゃ。色々な可能性が考えられるが、現状ではこれ以上確かめられん。さてカシウス―――10年前と同じことを聞くぞ。この現状を踏まえてわしに今後、何をして欲しい?」
「はは、警備飛行艇の完成をお願いした時と同じ言葉ですか。ふむ、そうですね……。………………………………」
博士に尋ねられたカシウスは苦笑した後、考え込み、そして答えを言った。
「『ゴスペル』が発生させるという異常な導力場の歪み―――その共鳴現象を防ぐ手段を開発して頂けないでしょうか?」
「ふふ、そう言うと思ったぞ。今取りかかっているいる発明もそろそろ完成する頃合いじゃ。それさえ終わればすぐにでも始められるじゃろう。」
カシウスの依頼に博士は明るい表情をして頷いた………………
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