第59話(4章終了)
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ナも広間に戻って行った。その後、パーティーを楽しんだエステル達はマルーダ城に泊まり、そして翌日リウイ達に見送られ、元の世界に戻った。元の世界に戻ったエステル達は次なる目的地、ボースへ旅立つ用意の為にロレントに1日だけ滞在し、その翌日。
〜ブライト家〜
「…………よし!」
鏡に写っている自分を見たエステルは頷いた後、部屋を出た。
「あら、エステル……?…………フフ、似合っているわよ。」
「わあ………前もそうだけど、今もとっても似合っているよ、ママ!」
リビングに降りて来たエステルを見たレナは一瞬驚いた後、微笑み、ミントも頷いた。
「えへへ、そうかな?………じゃ、行くわよ、ミント!」
「うん!」
エステルに言われたミントはエステルと共にレナを見て笑顔で言った。
「「いってきます!!」
「フフ、いってらっしゃい。」
そして2人はブライト家を出て、集合場所である空港に向かった。
〜ロレント発着所〜
「お待たせ、みんな!」
「あら、エステル。それにミントもようやく来たわね………え!?」
「まあ…………!」
「お、お姉ちゃん………!?」
エステルとミントに気付いて振り向いたシェラザードはエステルを見て驚き、クロ―ゼやティータも驚いた。
「フム………髪型を変えたみたいだね、エステル君。一体、どういう心境があってその髪型にしたんだい?」
オリビエはシェラザード達が驚いた理由――ツインテールから、ラピスそっくりの髪型に変わったエステルを見て尋ねた。
「えへへ………もう、みんなも知っているけど、あたしの中にはラピスとリン………2人がいるの。だから2人とずっと一緒に生きて行くって言う意味でこの髪型――ラピスの髪型にしたんだ。リンはあたしより髪型が短いから、これしかなかったんだけどね………似合っているかな?」
オリビエの疑問にエステルは答えた後、苦笑した。
「フフ……前より大人しげに見えていいんじゃないかしら?」
「とてもお似合いですよ、エステルさん。」
「う、うん……!前より大人っぽく見えるよ、お姉ちゃん!!」
「えへへ……そっか。」
シェラザードとクロ―ゼ、ティータの言葉を聞いたエステルは照れた。
「…………どうやら、間に合ったようですね………」
そこにプリネ、ツーヤ、そしてリタがエステル達に近付いて来た。
「あれ?プリネ。どうしたの??」
「はい。………エステルさん達の旅のお手伝いをさせてもらおうと思って、ここに来ました。」
「へ!?なんで!?」
プリネの話を聞いたエステルは驚いて尋ねた。
「……エステルさん達には今回の件でお世話になり
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