外伝〜獣の魔神の試練と契約〜前篇
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て剣を鞘に収めて、両手を空へと上げて身体全体にすざましい魔力を溜めた!
「ハアアアアアアアアアア………………!」
するとミントの身体が光に包まれ、そして!
「グオオオオオオオオッ!!」
光が消えるとミントがいた場所にはカファルーとほぼ変わらない大きさの白銀の竜が現れると同時に空に向かって雄叫びをした!
「なっ!り、竜!?………も、もしかして……ミント!?」
白銀の竜を見たエステルは信じられない表情で驚いた。
「ミ、ミントちゃん………本当に竜だったんですね………じゃあ、ツーヤちゃんも………!」
「ふ、ふえええ〜!わたし、竜と友達だなんて信じられないよ……」
一方観戦していたクロ―ゼとティータは信じられない思いで竜になったミントを見つめ続けていた。
「フフ……竜になってもミント君は美しいね♪煌めく白銀の身体に紅い瞳………あんな見事な生物、今まで見た事ないよ♪」
「こんな時にまで何いってやがるんだ………」
オリビエの言葉を聞いたアガットは呆れた表情で溜息を吐いた。
「それにしても、話には聞いていたけど、ミントが本当に竜だったなんて………今こうして目の前にいても、信じられないわ。」
「ああ。伝説の存在……それが俺達の傍にいたなんてな。」
驚いた表情でミントを見て呟いているシェラザードの言葉にジンは真剣な表情で頷いた。そして竜になったミントは巨大な翼をはばたかせ、空へと舞い上がった!
「ママ達はミントが守る!氷金剛破砕撃 (ダイヤモンドアイスバースト)!!」
上空に舞い上がったミントは口からすざましい吹雪のドラゴンブレス――氷金剛破砕撃 (ダイヤモンドアイスバースト)をカファルーに放った!
「!?グオオオオッ!!」
ミントの放った弱点でもある冷却属性のドラゴンブレスを受けたカファルーはダメージを受けてのけ反り、炎を吐き続けるのをやめて、ミントを睨んだ。そしてミントは地上に降り立った。
「攻撃が止んだ……ありがとう、ミント!」
「油断しないで、ママ!相手はまだまだ平気のようだよ!」
お礼を言うエステルにミントは警告した。
「ええ!勝負はこれからよ!行くわよ、みんな!」
そしてエステル達は戦闘を再開した!今ここに”最強”と”伝説”の存在がぶつかり合う戦いが始まった………!
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