外伝〜獣の魔神の試練と契約〜前篇
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水の癒しの魔術――トータルヒーリングによって、エステルの火傷は治癒し、また治りきっていなかったエステル達の傷も回復した!
「ありがと、ミント!傷と火傷を一緒に治すなんて驚いたわ。」
「さすがは竜といったところね。」
「えへへ………」
エステルとニルに褒められたミントは照れながら笑った。
「聖なる祝福の風よ!我等に汝の加護を!技魔代謝の風!!」
そこにテトリのSクラフトの一つであり、味方全員の体力、魔力、闘気の全てを時間が経つと共に一時的に自動回復させる魔術――技魔代謝の風をテトリが放った!
「これで、傷は勿論の事、魔力や闘気も自動で回復します!なので、ある程度の無茶をしても、魔術や道具を使わなくてもすぐに回復します!」
「ありがとう、テトリ!……さっきはよくもやってくれたわね〜……!」
テトリの説明を聞いて頷いたエステルは棒を仕舞って、腰に刺していた神剣――”誓いの神剣”を抜いた!
「行くわよ〜……ブラッシュ!!」
「!?」
エステルが放った剣技を受けたカファルーはエステルに気付いて、エステルを睨んだ。
(行けっ!連続光弾!!)
(フン!!)
「よいしょっ!精密射撃!!」
エステルに注意をそらした隙を狙い、パズモとサエラブ、テトリはそれぞれ攻撃し
「電撃剣!!」
ニルは空中より奇襲し
「えいっ!」
ミントはカファルーの側面から氷の魔力を纏わせたバーストショットの上位技――アイシクルショットを放った!
「グオオオオオオオ!!」
エステル達に集中攻撃されたカファルーだったが、やられっぱなしではなく、すざましい炎を右から左へと吐いた!
「!!」
「ぴ、ぴええええ〜!!」
「ヤッ!」
(クッ………)
カファルーの攻撃に気付いたニルは空へと飛び上がって回避し、テトリとミントはそれぞれ横に転がって回避し、パズモは結界を貼って防御した!
(フン!)
「身妖舞!さあ、行くわよ!まだまだまだまだまだまだぁっ!」
そしてサエラブは鋭い爪で攻撃し、エステルは剣で素早くクラフトを放った後、さらにクラフト――剣技・八葉滅殺を放った!
「とどめっ!」
(ムン!)
そしてエステルは最後の一撃をジャンプして、カファルーに剣を命中させ、サエラブは鋭い牙でカファルーの足を噛んだ!
「グオオオオオオオオオオ!」
エステル達の攻撃によって少しは傷ついたカファルーだったが、突如雄叫びをした!そしてカファルーはすざましい炎を纏わせて、エステル達にそれぞれ突進した!
「きゃっ!?」
「やん!?」
(クッ!?)
(グッ!?)
「ぴえ
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