外伝〜獣の魔神の試練と契約〜前篇
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放った魔術のように空から光の弾を降らす空属性を持つ魔術――シャインブレッドを放った!
「グオッ!?」
ニルとミントが放った魔術によって無数の光の弾が雨のように降り注ぎ、カファルーがのけ反った!
「聖なる光よ……我が仇名す者を貫け!聖槍!!」
そこに契約したパズモ達が”昇格”した事によって今まで使えた魔術が強力になった魔術の一つ――聖槍をエステルが放った!エステルが放った魔術はカファルーに命中し、激しい光の爆発が起こった!爆発によって煙がカファルーを包み込んだ!
「よっし、命中したわね!」
カファルーに魔術が命中し、エステルは喜んだが、魔術の爆発によってできた煙が晴れると、傷は少しだけ負っているカファルーがいた!
「なっ!?」
「ミント達の魔術が命中したのに……!」
「さすがは魔神と言った所ね………」
魔術が命中したにも関わらず平気な様子でいるカファルーを見てエステルやミントは驚き、ニルは苦い表情をした。そしてカファルーは翼をはばたかせ、飛び上がって、炎を纏った足にさらにすざましい炎を纏わせて、エステル達に急降下した!
「グオオオオオオッ!」
「あうっ!?」
「やん!?」
「クッ!?」
炎を纏わせた足で敵陣に急降下し、炎と共に衝撃波を放つカファルーの技――爆炎スマッシュを受けたエステル達はダメージを受け、呻いた!
「グルルル…………!」
ダメージを受けて、呻いているエステル達の隙を逃さないかのようにカファルーはエステル達に追撃をかけようとしたが
(フン!)
(光よ、集え!光霞!!)
「!?グオオオ!」
サエラブが神速の速さで爪で攻撃し、パズモが魔術を放ってカファルーに命中させ、攻撃を受けたカファルーは目標をサエラブとパズモに変えて、サエラブ達への攻撃を開始した!
「クッ………光よ、傷ついた者達に癒しを!………癒しの風!!」
サエラブとパズモがカファルーの相手をしている間にニルは治癒魔術を自分達にかけて、カファルーによって受けた傷を回復した!
「ありがと、ニル。……熱っ!?」
ニルにお礼を言ったエステルだったが、カファルーの攻撃によって負った火傷によって顔を顰めた。
「火傷もしてしまったようね。……待って。今、”浄化”を放つわ。」
「あ、待って、ニルさん。ママやミント達の傷もまだ少しだけ残っているし、火傷と一緒に治すよ!」
「へ……!?ミント、治癒魔術が使えるの!?」
ニルの行動を見て制したミントの言葉にエステルは驚いた。
「うん、ちょっと待っててね!……聖なる水よ!我等に聖なる慈悲を!トータルヒーリング!!」
複数の味方の傷を治癒すると同時に状態異常も治癒するミントの
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