日常
第1話 提督の一日
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パソコンの扱いに慣れてるせいか指先が止まらない。
というか、止められないと言った方が良い……
陸奥「本当にどうしちゃったのかしら、提督ったら?」
長門「さぁな。今朝は私の顔を見て他人の様な顔してたし、自分の名前も聞くし、夕べ何が起こったんだ?」
ここの俺…普段どうしてんだよ……?
まっ、今の俺はただ仕事を済ませて行くだけだけど……
そんな俺の姿を見て驚く2人に対して、“ここの世界の俺はそんな怠け者なのか?”と思ったが、今の俺はただ仕事するしか思いつかないから、ただ書類に手をつけて行く。
そんな時……
≪ガチャッ≫
金剛「テートク!そろそろティータイムの時間ネェ〜〜♪」
イギリス生まれの帰国子女。金剛型4姉妹の長女の金剛(改二仕様)が入って来たけど……
≪カタカタカタ……≫
そんな金剛は無視して書類に手をつける。
≪バンッ??≫
金剛「ちょっとテートク、無視しないネェ〜〜!」≪ズイッ≫
座蒲郎「忙しいから後にして」
無視されて怒ったのか、俺のデスクを叩く金剛だけど、書類があるから相手にしない。
陸奥「驚いたわね。いつもはすぐ金剛の相手をするのに、全然相手にしていない」
長門「全くだ、皮でも剥けたのか?」
大淀「……」
一方の長門達は驚いてる。まぁいつもとは違う俺を相手にしてる以上は当然だけど……
ってか見てる暇あったら金剛をなんとかしてよ!
≪ギューー!≫
金剛「イイカラ早くティータイムにするネェー!」
座蒲郎「わかった、わかったよ!わかったからちょっと待ってってば??」
金剛に頬を抓(つね)られ、仕方なく今やってる分だけ保存する。
ーーーー
それから……
金剛「それじゃあテートク、早速ティーを入れたから召し上がってクダサーイ!」
座蒲郎「あっ…ああ」
金剛は簡易的な机とパイプ椅子を用意して、紅茶をカップに注いで俺に手渡す。
≪クイッ≫
座蒲郎「うん、美味いね。良い紅茶だ」
一口飲んでみると結構良い味の紅茶。イギリス生まれの帰国子女は紅茶の味とかこだわるのかとふいに考えてしまう。
≪スッ≫
金剛「テートク、紅茶ばかり飲んでても寂しいから、こちらのお菓子もイタダクねぇ〜〜♪」
今度は一口サイズのマカロンのようなお菓子を差し出す金剛。
イギリス生まれは違うと思ってしまうものだ。
座蒲郎「どれ……」≪パクッ……モグモグッ……≫
座蒲郎「おっ、美味しい」
しかもお菓子の味も俺の好みの味で驚くくらいの美味さだ。
金剛「本当ですか?金剛はトーッテモ嬉しいネェ〜〜♪」
俺の感想を聞けて嬉しいのか、金剛は大喜びだ。
金剛の反応から
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