第56話
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な光の輪を頭の上に浮かせているニルが現れた!
「”妖精王女”テトリ!森の力と共にこれからもエステルさんを支え続けます!」
「第5位”力天使”ニル・デュナミス。これからも貴女を”守護”し続けるわ!」
”昇格”したテトリとニルはエステルに笑顔を向けた。
(ハア………人間と契約している変わり者が私と同じ位になるなんてねぇ……ま、それを言ったらウィルに惹かれ、メロディアーナみたいに人間と天使の子供を作ろうとしている私も人の事を言えないわね……)
その様子を見守っていたエリザスレインは溜息を吐いた後、横目でウィルを見た後、苦笑していた。
「2人ともこれからもよろしく!……パズモ。後はあなただけね。」
(ええ。お願い、エステル。)
そしてエステルはパズモに紋章――”風の紋章”を掲げた!すると紋章は光を放ち、パズモは光に包まれた!光がなくなると、そこには背中に生えていた小さな羽が小さな真っ白な翼が生えたパズモがエステルの目の前にいた!
「わあ……パズモは羽が白い翼に変わったわね……前より可愛くなったわよ!」
エステルは小さな白い翼が生えたパズモを見て、喜んだ。
(”嵐の守護精霊”パズモ・メネシス!聖なる光、そして嵐の力とともに貴女を守るわ!)
「うん!これからも一緒にいてね!」
パズモの決意の念話にエステルは笑顔を向けて頷いた。
「そしてこれが”友”としての餞別だ。」
そしてリフィアは異空間より一本の剣を取り出した。
(え!?リ、天秤の十字架!?……いえ、違うわね。形は同じだけど感じられる力は微妙に違うわ……この魔力……もしかしてセリカの……)
剣の形状を見て驚いたパズモだったが、剣から伝わる力を感じ、首を横に振って否定した後、驚いた表情で剣を見ていた。
「あれ?この剣、あたしが武術大会の決勝戦の時の……」
「うむ!なんとなくだがあの時の剣がお前が持つべき剣と思って、ある剣を元にウィルに形状等を改造してもらったのだ!」
「そうなんだ………ありがと、リフィア。そろそろ剣も使おうかな〜って思っていたの。……リンの技も使えるし、助かるわ。」
リフィアの説明を聞いてお礼を言ったエステルが剣を受け取ったその時、剣が眩い光を放った……!
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