見ないでください!!
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ッチをしてくる。それも妙に手つきがエロいため、恥ずかしいことこの上ない。
「シリルちゃ〜ん!!ウェンディちゃ〜ん!!」
彼女の魔の手から逃れるためにここから逃げ出そうかウェンディと話していると、マスターからギルドの説明が一通り終わったらしく、ソフィアがこちらに文字通り飛んでくる。
「キャッチ!!」
「うわっ!!」
飛び付いてきているのに気付いた時にはソフィアはすでに目と鼻の先。慌てた俺は咄嗟に目の前にいた樽を抱えた女性を盾にしていた。
ムニュッ
柔らかな効果音が聞こえ、閉じていた目をゆっくりと開く。そこに見えた光景を見て、申し訳ない気持ちになってきた。
「おっ!!あんたはマーメイドの」
「きゃああああ!!柔らか〜い!!」
お酒がいっぱいに入っている樽を抱えているのはギルド一の大酒飲みと言われているカナさん。そんな彼女の水着のような服に覆われているふくよかな胸を、俺とウェンディに飛び付こうとしていたソフィアは気持ち良さそうに揉みしだいていた。
「ちょっ!!あんたの手つきやらしすぎだろ!!」
「いいじゃん女同士なんだし〜!!」
ソフィアの餌食になっているカナさんがなんとかして彼女を引き剥がそうとしているが、そこはソフィアの執念が上回っているらしく、一切離れる様子がない。
「ふ〜ん。そういうことなら・・・」
すると、何か作戦が思い付いたのか、酒樽を手放すカナさん。そして・・・
「あんたにも同じことしてやるよ!!」
「きゃっ!!」
自分の胸を揉んでいる少女の体をまさぐり始めたカナさん。その光景にギルドにいる男たちは全員釘付けである。
「へぇ、あんたも結構いい体してるじゃん」
「や・・・やめ・・・」
カナさんのセクハラを前に力が抜けてきたソフィア。彼女は掴んでいた女性の胸から手を離し、されるがままに体をいじられている。
「シリル見ちゃダメ!!」
「痛ッ!!」
目が甘くなってきたところでお約束の行動に出るウェンディ。二人の女性のやり取りを見つめている俺の目を目一杯の力で塞いでくる。
「なかなかいいケツしてんねぇ」
「ひゃっ!!中に手を入れないで!!」
目を塞がれてるからどうなっているのかわからないけど、いまだにカナさんの前にソフィアはやられっぱなしの様子。日頃の行いで天罰が下ったんだろうな、自業自得です。
「うりゃ!!」
「おわっ!!」
自身の体のしなやかさを生かして、通常ならあり得ないような体勢からカナさんを投げる銀髪の少女。投げるといっても引き剥がした程度でしかないが、彼女の魔の手から逃げるにはそれで十分である。
「うぅ・・・カナさんのエッチ」
「その言葉、そっくりそのまま返すよ」
大したことはしてないはず
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