外伝〜魂の覚醒、奇跡の復活〜
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下が”あの方”と再会した時、私達の祝福の言葉を代わりに伝えてくれ。………お前の思い人と再会出来る事を心から願っているぞ。」
2人はそれぞれ笑みを浮かべた後、エステルの身体と同化し、そして消えた。
「………そっか。これが2人の記憶か……さて!そろそろ目覚めないとね!」
2人と同化したエステルは深呼吸をした後、光輝く扉をくぐった。エステルがラピス達と同化した同時刻、プリネやイリーナもそれぞれの相対している人物達と同化した。
〜???・プリネ〜
「レーヴェを……ヨシュアを………救わないと!」
一方、カリンと同化したプリネは決意の表情で光輝く扉をくぐった。
〜???・イリーナ〜
「あなた………ようやく会えますね………待っていて下さい……!」
そして”イリーナ”と同化したイリーナも優しい微笑みを浮かべた後、光輝く扉をくぐっていった。
〜メンフィル大使館・プリネの私室〜
「ン………?」
「!?マスター!目が覚めたんですね!!」
目が覚め、ベッドから起き上がったプリネに気付いたツーヤは心から嬉しそうな表情でプリネに言った。
「……ツーヤ………ありがとう、ずっと看病してくれていたのね……心配をかけて、ごめんね……」
「そんな……!あたしこそ、肝心な時にマスターをお守りできなくて……うっ……うっ……」
「もう……今の貴女は大人なんだから、そんなに泣かない。ほら、泣き止んで。」
涙を流して自分にすがるツーヤにプリネは苦笑しながら、ツーヤを優しく抱きしめて頭を撫でて慰めた。
「す、すみ……ません……………」
「フフ……気にしないで。………それより、ハーモニカを捜してくれるかしら?確か私の机の中にあるはずだから。……お願い。」
「え……?は、はい。」
プリネの突然の願いに驚いたツーヤだったが、部屋の中にあるプリネの机の引き出しからハーモニカを見つけ、プリネに渡した。
「フフ………ハーモニカを吹くのは本当に久しぶりね………」
ツーヤからハーモニカを渡されたプリネはカリンが見せたような優しい微笑みを浮かべた後、”星の在り処”を吹き始めた。
〜〜〜〜〜〜〜♪
〜同時刻・イリーナの私室〜
プリネが”星の在り処”を吹き始めたその頃、ベッドで眠っていたイリーナも目を覚まして、ベッドから起き上がった。
「あなた………………」
「!?イリーナさん、起きたのね!」
イリーナが目を覚まし、ベッドから起き上がったその時、イリーナの部屋に入って来たペテレーネが驚いた後、イリーナに駆け寄った。
「ペテレーネ………貴女と会うのも本当に久しぶりね
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