外伝〜魂の覚醒、奇跡の復活〜
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「へ、陛下!?」
魔族達を率いている人物――リウイを見たイリーナは驚いた。そしてリウイ達は馬車を守る騎士達を殺した後、リウイ達の仲間らしき盗賊風の女性が馬車の手綱を握り、リウイ達と共にどこかに向かい、そして馬車の中にいたイリーナは拘束され、当時のリウイ達の拠点――モルテニア城の地下牢に閉じ込められた。そして閉じ込められたイリーナの元にリウイがやって来て、なんとイリーナのドレスを破り、そして!
「そ、そんな………!」
ドレスを破かれたイリーナはリウイに犯され、その場面をイリーナは信じられない表情で見ていた。その後イリーナはリウイに使用人のような扱いをされていたが、風景が変わるごとに2人はどことなく惹かれあい、そしてある場面ではお互いを愛し合うような場面もあった。
「………………もしかしてあの方が、陛下の愛妻であった”イリーナ様”………?………犯されたのに、どうしてあんなに幸せそうに陛下のお傍にいるのかしら……?」
一連の流れを見たイリーナは顔を赤らめた後、リウイによって犯されたはずの”イリーナ”が幸せそうな表情でリウイの傍にいる事に疑問を感じた。そして場面はさらに変わり、リウイ達が出撃している間、”イリーナは”リウイの無事を祈っていた。そしてその時、老婆が現れ、老婆が”イリーナ”に何かを伝えた時、”イリーナ”は幸そうな笑顔を見せ、老婆が去ったその時風景が揺れ、そして”イリーナ”がいた部屋に下卑た笑みを浮かべた大剣を持つ戦士――リウイの父、グラザを討ったリウイの仇である勇者――ガーランドが”イリーナ”を見て、ニヤリとした。
「………!!お願い!逃げて!!」
その様子を見ていたイリーナは顔を青褪めさせ、そして叫んだ。イリーナの叫びに答えたのか”イリーナ”はガーランドから逃げ、いつの間にか現れた老婆の手引きによって”イリーナ”は隠し部屋の中に逃げ、老婆はガーランドによって討取られ、老婆がガーランドに斬られる音を震えながら聞いていた”イリーナ”はガーランドの気配が無くなった後、何度も老婆の名を呼び続けたが、答えは帰って来なかった。そして隠し部屋が揺れ、瓦礫が落ちて来て、”イリーナ”は瓦礫の下敷きになった!
「誰か!助けてあげて下さい!」
瓦礫の下敷きになった”イリーナ”を見た悲痛そうな叫びを上げた。そしてしばらくするとリウイ達が瓦礫をどけ、”イリーナ”を見つけた。見つけられた”イリーナ”は擦り傷等を負っていたが奇跡的に命に別状はなく、安堵の溜息を吐いているリウイの胸の中に身を任せ、幸せそうな表情をしていた。
「よかった……………」
”イリーナ”が助かった事にイリーナは安堵の溜息を吐いていた。そしてさらに風景は次々と変わり、イリーナに色々な場面を見せた。リウイを支え続ける”イリーナ”……”幻燐
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