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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦最終戦 VS特務支援課〜
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ないと……!」
「アハハ……それを言ったら僕達全員がそうだよ。」
「ああ……僕とユーシスなんか開始早々に翻弄されてしまったからな……」
「フン……次に機会があれば先程の”借り”を必ず返すまでだ。」
「そうね。やられっぱなしでいる訳にはいかないし。」
サラ教官の言葉を聞いて重々しい様子を纏って頷いたセレーネの言葉を聞いたエリオットは苦笑し、疲れた表情で呟いたマキアスの言葉を聞いたユーシスは鼻を鳴らして真剣な表情になり、ユーシスの言葉にアリサは頷き
「個人個人の強さもそうだけど、何よりも連携力がピカイチだったよね。」
「オレ達はARCUSのお蔭で連携できているが……彼らはARCUSも使わずにオレ達とは比べ物にならない連携だったな。」
「きっと互いがそれぞれわかりあっているのでしょうね……」
フィーとガイウスの言葉を聞いたエマは考え込んだ。
「ま、次に模擬戦をする機会があったら、成長した俺達の力を見せつけてやろうぜ!」
「うんうん!勝ち逃げされるのもシャクだしね〜!」
クロウの言葉にミリアムは無邪気な笑顔を浮かべて頷き
(”Z組”と”特務支援課”………互いにいい刺激になったみたいね、)
(ええ……いつかロイドさん達とも協力し合うような出来事があるといいですね。)
(ま、もしかしたらいつかあるかもしれないね。世の中何が起こるかわからないし。)
その様子を見守っていたプリネとツーヤは微笑み、エヴリーヌは静かな表情で呟き
(”特務支援課”か…………)
リィンはロイド達が去った方向をジッと見つめていた。
こうして……”特務支援課”との模擬戦を終えたリィン達は、敗北を糧とし、それぞれ連携や実戦技術により励むようになった…………
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