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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦最終戦 VS特務支援課〜
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!」

サラ教官の答えを聞いて静かな笑みを浮かべるヴァイスに指摘されたランディはヴァイスを睨み

「きょ、局長……」

「お願いですから少しは時と場所を考えて下さい……」

「こんな人を支える羽目になったリセルさんは色々と大変だったんでしょうね……」

ロイドとエリィは疲れた表情をし、ティオはジト目でヴァイスを見つめた。



「フフ……―――本日はお忙しいところを、はるばるクロスベルからこちらまでお越し頂いて本当にありがとうございました。お蔭様で”Z組”の面々にとっていい刺激になりました。」

「フッ、それはお互い様だ。こちらにとっても部下達に良い経験をさせられたしな。依頼も終えた事だし、クロスベルに戻るぞ。」

サラ教官の労いの言葉に静かな笑みを浮かべて答えたヴァイスはロイド達を見回し

「わかりました、局長。」

「うげっ、もう帰るのかよ……せっかく帝国まで来たんだから帝都で遊んでもバチが当たらねぇんじゃねえのか?」

「せめてノエルさん達やキーアのお土産を買う時間くらいは欲しいですよね。」

「もう、二人とも仕事を何だと思っているの……」

ヴァイスの指示に頷いたロイドと違って、不満を口にするランディとティオの様子を見たエリィは呆れた表情で指摘した。



「フッ、心配しなくてもヘイムダルで土産を買う時間くらいはある。」

「おお、さすが俺達の局長!」

「話がわかる上司がいる職場は働きやすいですね。」

「あのな……」

「ハア……」

ヴァイスの提案を聞いて喜んでいるランディとティオを見たロイドとエリィは呆れた表情をし、その様子を見守っていたリィン達は冷や汗をかいた。



「それじゃあ帰る前に各自別れの挨拶だけ言っておけ。」

「わかりました。―――Z組の皆さん、本日の特別模擬戦は俺達にとっても勉強になりましたので、ありがとうございました。」

「また機会があればよろしくお願いしますね。」

「ま、そん時になったら適当によろしくな。」

「………ありがとうございました。」

そしてヴァイスに指示されたロイド達はそれぞれリィン達を見つめて別れの言葉を言い

「いえ、こちらこそ勉強になりました。」

「私達の方こそ、また機会があればよろしくお願いします。」

リィンとアリサがZ組を代表して別れの言葉を口にし、エリオット達もリィン達に続くように次々と別れの言葉を口にした後、ヴァイス達は見送りのレーヴェと共にその場から去って行った。



「フフ、どうだったかしら?あれが貴方達―――”Z組”が目指すべき理想の連携よ。色々と勉強になったでしょう?」

「はい……わたくしも皆さんの足を引っ張らないようにもっと頑張ら
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