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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦第二戦 VS魔人ティオ・プラトー〜
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いいんッスね?」

「ええ。大怪我と死なせないように気をつけてくれれば、存分にタコ殴りにしてくれてもいいわよ。」

「ちょ、ちょっと、サラ教官!?貴女、それでも僕達の担任教官ですか!?」

「とても俺達の担任とは思えない発言だな。」

ランディの確認の言葉に頷いたサラ教官にマキアスは慌て、ユーシスは呆れ

「軽口はそこまでにして。この戦力差でも正直、”本気”になった”闘神の息子”相手にどこまで食い下がれるかわからない。本気の”闘神の息子”の実力はハッキリ言って、”帝国解放戦線”の幹部達より確実に上。」

「フム……フィーがそこまで警戒する程の使い手には見えないが……」

ランディを最大限に警戒するフィーの警告を聞いたラウラが戸惑いの表情でランディを見つめたその時!



「ハァァァァァァ…………ウォォォォォ――――――ッ!!」

ランディはグラウンド全体に響き渡る咆哮をすると共に膨大な闘気を纏った!

「ほう?これが”闘神の息子”の本気か。今の奴なら少なくとも”執行者”ともまともにやり合えるだろうな。」

「へえ?今のあいつとなら割と楽しめるかもね?キャハッ♪」

ランディがさらけ出す膨大な闘気を見たレーヴェは感心し、エヴリーヌは興味ありげな表情をした。



「クク、スパルタ教官を担任に持つお前達に同情するぜ……いつか訪れる叔父貴達との戦いに向けて、俺の”糧”になってもらうぜ……」

膨大な殺気や闘気を纏ったランディは凶悪な笑みを浮かべてフィーたちを見つめ

「なっ……なんて圧力だ……!」

「フン、俺達が貴様の”糧”だと?逆に俺達が貴様を俺達の”糧”にしてくれる……!」

「……ッ!フィーが警戒していた理由がようやくわかった……!私は相手の力を全く推し量れていなかった……――いや、普段は悟られないように隠していたのかもしれないな……!」

全身から溢れ出るランディの闘気を目の当たりにしたマキアスはランディの闘気に呑みこまれ、ユーシスとラウラはランディを警戒した。



「”戦場の叫び(ウォークライ)”……やっぱり、”闘神の息子”なら使えたか。―――今の状態の”闘神の息子”相手だとこちらの勝率は良くて1割。ま、死ぬ気で頑張って。」

「ほ、ほとんど勝ち目がないじゃないか!?」

フィーの推測を聞いたマキアスは表情を引き攣らせて指摘した。

「戦う前から弱気な言葉を口にするな、阿呆!その1割で勝てばいいだけだ!」

「ARCUSを最大限に利用して全力で迎え撃つぞ!」

マキアスの弱気の発言にユーシスは指摘し、ラウラは号令をかけた。



「―――双方、構え!」

そしてサラ教官の言葉を合図にそれぞれが攻撃態勢に入り

「――――
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