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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦第二戦 VS魔人ティオ・プラトー〜
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後ヴァイスを睨んで指摘した。
「ティオ同様”本気”のお前ならあの4人相手でも互角以上の戦いをできるだろう?その為に”バルディッシュ”を必ず持ってくるように”命令”しただろうが。」
「!…………”西風の
妖精
(
シルフィード
)
”を除けば”戦士”として半人前ばかりの連中相手に”本気”を出せとか何を考えていやがるんだ?」
ヴァイスの指摘に驚いたランディは目を細め
「なっ!?」
「貴様……俺達を舐めているのか?」
「フム…………確かに半人前である事は否定しないが……」
「………………」
ランディの言葉を聞いたマキアスは驚き、ユーシスは目を細めてランディを睨み、ラウラは真剣な表情でランディを見つめ、フィーは警戒の表情でランディを見つめていた。
「―――心配は無用だ。そいつらはオルキスタワーに襲撃をかけてきた帝国側のテロリスト―――”帝国解放戦線”の幹部ともやり合って撃退もしている為、それなりにできる。」
「そうそう。―――それにトップクラスの”猟兵”を相手に模擬戦をさせるのもこちらとしても滅多にない経験だから、存分に本気を出してね♪」
レーヴェの言葉に続くように頷いたサラ教官は口元に笑みを浮かべて答えた後ウインクをしてランディを見つめ
「もう、”猟兵”は廃業したっつーの。ったく、美人のお姉さんに頼まれたら仕方ないッスね……」
ランディは疲れた表情で答えた後前に出て”ブレードライフル”を取り出した。
「な、何だあの物騒な武器は!?」
「銃と剣が合体しているように見えるが……」
「……少なくともラインフォルトにはあんな銃はないし、ヴェルヌやZCFにもないわ。恐らく個人で経営している武器工房の特注なんでしょうね……」
ランディが取り出した武器を見たマキアスは驚き、ガイウスは目を丸くし、アリサは真剣な表情で考え込みながらランディの武器を見つめ
「―――”ブレードライフル”。火力がある上、接近戦もできるから猟兵達が割と良く使っている猟兵御用達の武器工房の特注品の火薬式の銃剣。わたしの持つ
双銃剣
(
ガンナーソード
)
と比べたら火力は圧倒的に向こうが上。」
「それを扱えるという事は相当手強いのだろうな…………」
フィーの説明を聞いたラウラは真剣な表情でランディが持つ武器を見つめた。
「言い忘れていたが、ランディ。3人制圧した後はスタンハルバードで戦えよ。さすがに生き残った一人がお前の本来の得物相手にするのは可哀想だと思うしな。」
「へいへい、何で俺の時だけ注文が多いんだよ……」
ヴァイスの指示に疲れた表情で答えたランディはフィー達と対峙した。
「模擬戦をする前にもう一度だけ確認するッスけど……本当に”本気”で
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