暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜特別模擬戦第二戦 VS魔人ティオ・プラトー〜
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…」

「リィン…………」

「お兄様でしたら、きっと大丈夫ですよ……」

「………………」

アリサ達を見回したティオの指摘にリィンは呆けた後静かな笑みを浮かべ、その様子を見守っていたアリサとセレーネは微笑み、エマは静かな笑みを浮かべていた。



「―――ありがとう。それとナイスファイト。」

そしてリィンはティオに微笑み

「!…………ロイドさんで慣れていなかったら、危なかったかもしれませんね。」

「プリネさん達の話通りの人物ね……」

「フッ、さすがは俺の娘を落としただけはあるな。」

リィンに微笑まれたティオは驚いた後エリィと共にジト目になってリィンを見つめ、ヴァイスは静かな笑みを浮かべて感心し

「ええっ!?な、何で俺!?」

「クク、残念だったな、リア充野郎!ティオすけは既にロイド(他のリア充野郎)の笑顔で耐性がついているからお前の必殺技の一つである無差別笑顔攻撃は無駄だぜ!」

ティオの言葉を聞いたロイドは驚き、ランディは口元に笑みを浮かべてリィンを見つめた。



「いや、意味わかんないですから……」

ランディに見つめられたリィンは疲れた表情をしたが

「リ・ィ・ン〜〜〜〜〜?」

「な、何でそこで俺を睨むんだよ!?」

膨大な威圧と怒気を纏うアリサに微笑まれて慌て

「ギロッ。」

「すみません……(ううっ、理不尽だ……)」

アリサにギロリと睨まれて肩を落とし、その様子を見守っていたZ組の面々は冷や汗をかいた。

(な、何か他人事とは思えないような気が……)

(アリサさんも大変でしょうね……)

一方ロイドは表情を引き攣らせ、エリィはアリサに同情し

(どうやら向こうは向こうで、既にお嬢のポジションがいるみたいだな。)

(……ですね。お嬢様同士である事や惚れている男性の人柄と言い、共通する部分は結構ありますね。)

口元に笑みを浮かべるランディに耳打ちされたティオは静かな笑みを浮かべて頷いた。



「フッ……―――次はランディ、お前だ!」

「うッス!」

そしてヴァイスに名指しされたランディは返事をし

「―――こっちはフィー、ラウラ、マキアス、ユーシス!あんた達よ!」

「……了解。」

「承知。」

「はい!」

「フン……」

サラ教官に名指しされた4人はそれぞれ答え

「げげっ!?オイこら、リア充局長!”西風の妖精(シルフィード)”は予想していたが、4人なんて酷すぎじゃねえか!?しかも”西風の妖精(シルフィード)”に加えて”光の剣匠”の娘までいるとか、俺だけロイド達と比べるとハードすぎだろ!?」

4人を相手する事になったランディは嫌そうな表情をした
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