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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜成竜セレーネの想い〜後篇
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、わたくしはリィンさんにファーストキスを奉げるつもりだったけど、エリスは一体何を想像したのかしら?」

エリスの様子を見たアルフィン皇女は悪戯が成功したかのような微笑みを浮かべてエリスを見つめ

「なっ!?……もう!これ以上からかうなら、2度と兄様の手紙の内容を読んで差し上げませんよ!?」

見つめられたエリスは顔を真っ赤にした後アルフィン皇女を睨んで声を上げた。



〜同時刻・マルーダ城・エリゼの私室〜



「………………フ、フフッ……よかったですね、兄様……?兄様を慕っているセレーネがここまで成長したのですから、さぞかし鼻の下を伸ばしてセレーネを抱いているのでしょうね?ウフフフフフ……!」

同じ頃リィンの手紙を読み終え、セレーネの写真を見つめているエリゼは膨大な威圧と怒気を纏って微笑み始めた!



こうして……成長したセレーネは多くの仲間達に祝福された。なお、成長したセレーネもアリサのように時折リィンに夜這いし、幸せそうにリィンに抱かれるようになった。更にはアリサ自身の申し出によってそれぞれリィンを夜這いする際、互いが遭遇して気まずい思いをしない為にもそれぞれが夜這いする日をリィンの知らぬ所で決めていたりもしていた。



また、成長したセレーネは誰もが振り返るような美しい容姿を持ち、スタイルも抜群と女性として魅力的すぎる為、学院の男子生徒達の憧れの的になり、貴族、平民問わず多くの生徒達からラブレターを貰ったり、告白される事もあったが、セレーネ自身がリィン一筋であると答えてハッキリと断った為、リィンはセレーネに憧れる多くの男子生徒達の嫉妬の対象になったという…………



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