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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜成竜セレーネの想い〜後篇
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数時間後、寮に戻り、それぞれ夕食を取ろうとしていたアリサ達は成長したセレーネの登場を心待ちにしていると、ツーヤが持っている予備の”Z組”の制服を身に纏ったセレーネがツーヤと共に1階に降りて来た。
「―――皆さん、お待たせしました。」
「うわ〜…………!」
「キレイ……………!」
「フフ、随分と立派に成長したのだな。」
「フッ、今のセレーネを貴族達が見れば、こぞって求婚するだろうな。」
美しい容姿を持つセレーネの容姿を見たエリオットは驚き、アリサはうっとりし、ラウラとユーシスは静かな笑みを浮かべて称賛し
「ほ、本当に彼女がセレーネなのか!?別人と言ってもおかしくないぞ!?」
「いや……彼女が纏う”風”はセレーネそのものだ。」
混乱するマキアスの意見にガイウスは静かな表情で答え
「うおっ!?胸は委員長やツーヤよりもデカくなっている上、腰も細いから完璧なスタイルじゃねえか!?今のセレーネの姿を見たら、学院にいる男子共が絶対騒ぐぞ!」
「いいな、いいな、いいな〜!ボクもセレーネみたいに一気に背や胸が大きくなりたいよ!」
「むぅ。そんな一気に成長するなんて、竜ってズルすぎ。」
「もう……3人共どこを見ているんですか……」
服越しからも膨らんで見えるセレーネの豊満な胸を見たクロウは興奮し、ミリアムは興味ありげな表情をし、フィーは頬を膨らませてジト目でセレーネを見つめ、3人の言葉を聞いたエマは呆れた表情で指摘した。
「よかったわね〜、リィン?容姿端麗かつ清楚で、スタイル抜群に急成長したセレーネに子供の頃から好かれていたんだから、ここまで成長したら互いが合意の上なら”何をやって”も犯罪じゃないからいつでもセレーネの身体を好きにできるんじゃないの〜?」
「サラ教官……俺を一体何だと思っているんですか……」
口元をニヤニヤさせるサラ教官に見つめられたリィンは呆れた表情で答えたが
「!!………………リ・ィ・ン〜〜??夕食の後で聞きたい事があるからちょっと付き合ってもらえるかしら??」
「ア、アリサ……」
(ヒッ!?アリサがまた怖くなった……)
ある事を察して目を見開いた後膨大な威圧と怒気を纏うアリサに微笑まれて冷や汗を滝のように流して表情を引き攣らせ、アリサの様子を見たミルモはアリサを怖がり
「ウフフ、おめでとうございます、セレーネ様。とても立派な淑女に成長なされましたわね。」
アリサの様子を微笑ましそうに見つめていたシャロンはセレーネを見つめ
「フッ、成長した今のセレーネを知ったエリゼ達が再び訪問してシュバルツァーに制裁を下すのではないか?」
「レ、レーヴェ。冗談になっていないわよ……」
静かな笑みを浮かべる
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