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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜成竜セレーネの想い〜前篇
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「んんっ!?!!!!!???」

「ん……(お兄様……)」

そしてリィンと口付けを交わしたセレーネはリィンに抱かれた。



「フフ、とっても気持ち良かったです、お兄様…………これからはアリサさんのように時折夜這いしていいですか?」

事を終えたセレーネは幸せそうな表情でリィンを見つめ

「え”。な、何でセレーネがその事を……」

セレーネの言葉を聞いたリィンは表情を引き攣らせた。

「フフ、ベルフェゴール様達に色々と教えて頂きましたので。」

「…………(何て事をセレーネに教えているんだ!?ベルフェゴール、リザイラ!二人だろう!?セレーネに余計な知識を与えたのは!?)」

セレーネの答えを聞いたリィンは念話でベルフェゴールとリザイラを責めたが二人はそれぞれリィンの念話を無視して何も返さなかった。



「お兄様……わたくしでは駄目ですか?ベルフェゴール様にちゃんと避妊の魔術も習っていますし、わたくしのパートナーであるお兄様の体液をわたくしの中に出した際、全て魔力に変換して意図して妊娠しないようにできますからアリサさん達のようにいつでも中に出しても構いませんよ?」

「(そんな事まで教えたのか!?ううっ、ツーヤさんにこんな事知られたら殺されるような気がしてきた…………)そ、そうだ!その大きくなった姿じゃ、今まで着ていた服は着れないだろうし、ツーヤさんに知らせて服を用意してもらわないと駄目だよな。ツーヤさんに知らせてくるよ!」

「あ…………」

セレーネの嘆願を聞いて大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせたリィンは露骨に話を誤魔化した後慌てた後で部屋から去り、その様子をセレーネは呆けた様子で見守った。その後少しするとツーヤが部屋に入ってきた。



「セレーネ……どうやら無事に成長したみたいだね。―――おめでとう。凄く綺麗になったね。」

成長したセレーネの姿を見たツーヤは目を丸くした後優しげな微笑みを浮かべた。

「ありがとうございます、お姉様。これでようやくわたくしもお姉様にちょっとだけ近づく事ができましたわ。」

「フフ……―――さてと、服を用意しないと……ね……?――――!?」

セレーネの言葉に微笑んだツーヤだったが、セレーネの身体のある部分やベッドのシーツについている血が混じった白い液体に気付いて目を見開いた。

「セ、セレーネ。あ、貴女、まさかとは思うけど、リィンさんに抱かれたんじゃ………」

裸のセレーネとベッドのシーツについている血と白い液体を見て、すぐにセレーネが純潔を失った事を察したツーヤは表情を引き攣らせながらセレーネを見つめて問いかけた。

「はい。早く出てこようと頑張りましたから、そのせいで力や魔力を失っていまして……お兄様
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