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鬼の野球
3部分:第三章
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ら教えたろ」
 村野は会心の笑みを浮かべて真似得流に応えた。こうして彼は連日連夜野球漬けとなった。だが彼は素直な性格から飲み込みが早くオープン戦では早速。
 打ち守る。リードも見事なもので盗塁はまず確実に刺す。それを見て記者達もファン達も度肝を抜かれた。早速あちこちで彼のことが議論になった。
「何だよ、あの真似得流っていうの」
「凄いよな、全く」
「凄いなんてものじゃないぞ」
 こう言い合うのだった。
「あのバッティングな」
「もうホームラン何本打った?」
「五試合で三本だよ。ヒットだってな」
「ここぞって時に打つよな」
「そうそう」
 その勝負強さもまた話題になっていたのだった。

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