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鬼の野球
2部分:第二章
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あった。
「赤鬼みたいな顔しとるがな」
 流石の彼も真似得流の正体が鬼とは気付いていなかった。だがそれでも彼を採用して育てることにしたのだった。彼は春季キャンプから早速その実力を発揮した。
「あのテスト生凄いよな」
「ああ、全くだ」
 選手達だけでなく取材に来たマスコミ陣もファン達も声を揃えてこう言うのだった。キャンプにおいて彼はバッターボックスではどんなボールでも打ち、しかもスタンドに軽々と放り込む。投げては的確な場所に大砲の如き送球とどんなボールでも捕れるキャッチング。いきなり皆の度肝を抜いた。

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