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鬼の野球
1部分:第一章
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「極楽にだべか」
「じゃあ真似得流さん」
 村人はそんな彼等の言葉と心を受けて笑みになった。そうしてまた彼に言うのであった。
「そこまで言うんなら頑張れよ」
「応援すっからな」
「皆、時々は帰って来るだ」
 にこりと笑って村人達に話す。
「その時またな」
「んだ、楽しくやるべ」
「御馳走用意してっからな」
 村人達もこう言って彼を送り出すのだった。まずは入団テストだったが彼はここでいきなりそこにいた者達の度肝を抜くのであった。
「うわ・・・・・・」
「これは凄いぞ」
 テストを監督する極楽のコーチ達が彼のテストの結果を見てまず唖然とする。クリムゾンレッドと白のユニフォームが中々いい。金色の文字も映えている。
「この真似得流茶利って選手」
「遠投が一三〇メートルか」
「しかも打てば必ず場外」
 彼等はそのデータを見ながら唖然としつつ言葉を続ける。

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