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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜運命が改変された女神の新たなる道〜前篇(6章開始)
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一緒に旅をしていただけはあるわね。ええ、そうよ。私はアイドス。今はお姉様の名を借りてアイドス・セイルーンと名乗っているわ。」
「!!」
(ぴえっ!?じゃ、じゃあもしかして目の前の方は”影の国”で撃破した……!)
(あ、ありえん!一度滅ぼした神が蘇る等絶対にありえんぞ!?)
(い、一体どうなっているのよ!?)
微笑みながら答えたアイドスの言葉を聞いたパズモは目を見開き、テトリ、サエラブ、ニルはそれぞれ信じられない思いでアイドスを見つめていた。
「ア、アイドスってまさか”影の国”であたし達が戦ったあの訳のわからない巨大な化物!?な、何で生き返ってサティアさんとそっくりの姿をしているのよ!?」
「アハハ……まあ、普通の人達が見たら”化物”にしか見えないのはわかるけど、こうして正面で言われるとちょっとショックね……実は―――」
驚きの表情で自分を見つめるエステルの言葉に冷や汗をかいて苦笑していたアイドスは気を取り直してエステル達に事情を説明した。
「なるほど。―――という事は復活した理由は不明ですか。」
「ええ。」
事情を聞き終えたヨシュアの確認にアイドスは頷き
「……ミント。まさかとは思いますが貴女の仕業ではないでしょうね?私にかけられたブレアードの忌々しき呪いをも”戻して、元通りにした”貴女の力ならば過去のアイドスを連れてきて、かつての姿に戻す事も容易だと思われるのですが。」
「違うよ〜!第一ミントはアイドスさんと会うのはこれが初めてだし、ママ達が戦った時のアイドスさんがどんな姿をしていたのかすら知らないんだよ?」
呆れた表情をしているフェミリンスに問いかけられたミントは疲れた表情でフェミリンスの推測を否定し
「アハハ……目の前のサティアさんそっくりの人があの時戦った人だなんて、正直信じられないわ……」
「それは私も同じよ……―――ねえ、アイドス。一つ聞きたい事があるのだけど。」
苦笑するエステルの意見に疲れた表情で頷いたパズモはすぐに気を取り直して真剣な表情でアイドスを見つめた。
「何かしら?」
「先程の話でセリカ達に会ったって言っていたけど………まさかとは思うけどセリカと剣を交えていないでしょうね?」
「フフ、心配しなくてもセリカやお姉様の事はもう恨んでいないから、セリカとも和解したわよ。今の私にとってセリカはお兄様でもあるんだから。」
「そう……」
アイドスの答えを聞いたパズモは微笑み
「セ、セリカがアイドスさんの兄!?……あ、そっか。アイドスさんはサティアさんの妹だから、サティアさんの身体に宿っているセリカは兄になるし、生まれ変わったサティアさんがセリカと結婚したら義理の兄にもなるわね……
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