第44話
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せた後、すぐに表情を戻してリウイに尋ねた。
「ペテレーネ。結界を。」
「はい、リウイ様。」
リウイの指示に頷いたペテレーネは詠唱をした後、部屋全体に魔力を覆わせた。
「………一体何をしたのですかな?」
ペテレーネの行動に首を傾げたオリビエは尋ねた。
「………外に声がもれない特殊な結界をはらせた。………以前もペテレーネの弟子と共にここに来て、くだらん事をしていたようだが…………真の目的は俺自身が忠告しに来ると踏んで、俺と接触する為にわざとあんな真似をしたのだろう?…………オリヴァルト皇子。」
「…………………いや〜、驚いたね。公式の場で、ましてや一度も会った事もないのに名前が知られているなんて、ボクも有名になったのかな♪……さて、改めて紹介をさせて頂きます。エレボニア皇帝ユーゲントが一子、オリヴァルト・ライゼ・アルノールと申します。私のような庶子の者が”英雄王”と名高きリウイ陛下や”闇の聖女”と評されるペテレーネ殿に会えて、光栄です。」
オリビエ――エレボニア皇子の1人、オリヴァルト皇子はリウイの口から自分の真の名が出た事に驚いた後、皇族に対する挨拶の仕方で自己紹介をした。
「…………ゼムリア大陸のアーライナ教の神官長を務めさせて頂いているペテレーネ・セラと申します。」
「……メンフィル大使、リウイ・マーシルン。………滅多に公式の場にでない貴殿が何故ここに来たのか、話してもらおうか。」
そしてオリヴァルト皇子はリウイと少しの間、話をした後部屋から出て”オリビエ”に戻って、エステル達と合流し、エステル達にリウイと何を話したかを追及されたが誤魔化した。
その後エステル達はブライト家によってレナにお茶をご馳走してもらった後、霧の調査に戻り、調査を終えたエステル達はギルドに報告しに行く為にロレントに戻った……………
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