外伝〜真の守るべきもの〜後篇(3章終了)
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ライを使って、さらに闘気を纏わせ、そしてすざましい殺気を纏い、スタンハルバードを構えた!
「(!?雰囲気が変わった……!……どうやら力の出し惜しみはしないほうがいいですね……)ハァッ!!」
ランディの様子を見たプリネは自らに眠る”力”を解放した!
「赤き夜の死神よ、戦場を駆け、兵どもを貫け………!」
「我に眠りし魔よ………今ここに具現せよ……!聖なる力よ……我が剣に宿れ………!」
2人はそれぞれ大技の構えをし、そして
「はあああああっ!!」
「我に眠りし、真なる血の力……思いしれっ!ブラッディ!!」
2人は同時にSクラフトを放った!
「デス……スコルピオン!!」
ランディはプリネ目掛けて突進し
「クロス!!」
対するプリネは黒々と燃えるレイピアと神々しく輝くレイピアを構えて、駆け抜け、十字に斬った!
「「………………………」」
プリネとランディ。お互いの技を放ち、2人はお互い背を向けた状態で固まり、その場は少しの間静寂が訪れたが
「っつ!?」
その時プリネが呻いた!なんとプリネの利き手には大きな打撲が出来ていた!
「へへっ、ついに一撃を入れたぜ………!」
プリネの様子を見たランディは不敵に笑ったその時、ランディが持っていた武器が真っ二つに折れた!
「んな!?」
自分の武器が折れた事にランディは驚いた!
「……貴方の武器は破壊しました。私も今すぐ武器は使えませんが、まだ魔術は使えます。………それでもまだ、やりますか?」
「……最初から俺の武器を狙っていたのかよ……!ハハ……俺の負け……だよ………久しぶりに……楽しめ………た……ぜ………」
凛とした表情で見られて尋ねられたランディは満足そうに笑った後、クラフト――ウォークライの影響により体力が極限まで減少し、さらには立て続けにSクラフトを放ったので、闘気も限界になっていたので疲労によりそのまま地面に崩れ落ちて、気絶した!
「プリネ様!ご無事ですか!?」
「マスター!」
「怪我はしておらぬか!?」
戦闘が終結し、イリーナとツーヤ、アムドシアスは血相を変えてプリネに駆け寄った。
「フフ、少し手に打撲を作っただけですから、心配しないで下さい。」
自分に駆け寄った3人にプリネは苦笑しながら答えた。
「なんだと!?よりにもよって手だと!?今、この我が跡形もなく治癒してやる!」
「私も!」
「もちろん、あたしもです!」
「もう……3人共、大げさですよ……」
アムドシアス達の様子を見たプリネは溜息を吐いた。
「………………………」
そこにパラスケヴァスが大きな手をプリネ
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